みなさんは「海外教育移住」という言葉をご存じでしょうか。
海外移住と聞くと、まず思い浮かぶのは駐在など仕事の都合での移住だと思います。
しかし海外教育移住とは「教育」という言葉の通り、仕事などのやむを得ない事情を持たずに子どもの教育環境を求め自ら移住する方々のことをいいます。
実は私も、そんな海外教育移住をした母親の一人です。4歳の息子と1歳の娘をオランダで育てている私は、息子が1歳半の時に家族3人でオランダへ教育移住しました。
教育移住という言葉の通り、子どもたちを育てる環境としてオランダに魅力を感じたため、2020年春に移住してきて今年で3年になります。
慣れない海外暮らしで大変なことももちろんたくさんありました。
しかし、本当につらかったのは、実は同じ日本人からの否定の声だったのです……!
教育移住は「子どもがかわいそう」?
子どもを育てる母親にとって、もっとも言われて傷つく言葉のひとつ、それが「子どもがかわいそう」という言葉ではないでしょうか。
多くの親は、かわいいわが子のために最善を尽くしたいと思って毎日を生きています。
私もその例にもれず、子どもの教育環境として、個性が尊重されるオランダが最適であると夫婦で判断した結果、オランダへの教育移住を決めました。
住み慣れた国を離れ外国で生きていくことを選ぶことにはそれ相応の覚悟が必要です。
両親や友人知人などの近しい人から離れ、時には仕事も変え、ゼロから外国で生活を立ち上げる苦労…海外教育移住を決める家庭は、その苦労を考えてもなお、子どもにとって海外での教育によって得るものが大きいと考えて決断をしているはずです。
私たちにとっても、子どもがいなければきっと選んでいない道であり、自分たちなりに子どものためを思って決断したことでした。
しかしいざオランダへ来てみると、逆に「子どもがかわいそう」という言葉を浴びることになってしまったのです。
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