手づくり弁当 vs 手抜き弁当。子どもの成績に差は出る?【理系博士の子育て第37回】

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子育てに直面したときに、巷で耳にする、あんなウワサ、こんな説。それってほんとうに根拠があるの? 

これまで、気になる論文を読んできた、情報理工学博士の山口先生が、世の中にあふれる「子育て説」を科学の面から一刀両断。現在子育てに悩んでいる方、なにかヒントが見つかるかもしれませんよ! 

第37回目は、「お弁当事情」​についてお話しします。

 

サンドイッチでもこんなに違う日本と欧米

日本のお弁当は、世界的に見ても、一番手間がかかっていると思います。海外に住んでいる方の間でもよく話題にあがっていますね。

サンドイッチを例にしてみましょう。

皆さんはサンドイッチをつくったことはありますか? 
サンドイッチをつくるとき、日本の場合は、野菜を洗ってきれいに切って、ハムやチーズなんかも用意して、バターを塗って、パンに具を挟んで…という作業を繰り返すと思います。丁寧にパンの耳も後から切りますよね。

サンドイッチのつくり方は、他の国でも同じと思うかもしれません。

しかし、私が知っている欧米のサンドイッチのつくり方は、大抵の場合、瓶詰めのツナサラダやピーナッツバターをパンに挟むだけ

おそらくですが、日本と欧米のサンドイッチづくりにかかる時間は、比較にならないほど違うと思います。
欧米のスーパーでは、サンドイッチの中身として瓶詰めが売られているのは普通で、それをそのままパンに塗ったり、挟んだりするだけです。

ところが日本では、多分そんなサンドイッチのつくり方に罪悪感があるんでしょう。手間をかけていないと思うのか、レタスを切って、洗って、拭いて…みたいな作業を繰り返すことになります。サンドイッチひとつをとっても、日本と欧米では、調理時間が大きく違うわけです。

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理系の博士が自分の子どもを育ててみた

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