子どもの成長が楽しみな半面、気がかりなのはこれからかかる教育費のことではないでしょうか。子どもが小さいと、まだ具体的に考えていないママも多いのではないかと思います。なんとなく不安に思っていても、お金のことって周りには聞きにくい……。
そこで今回は、気になる子どもの教育費について、0歳から小学生を育てる子育てママ2463人にアンケートを取りました。いつまでにいくら貯めておけば安心なのか、これから貯めようと考えている方はぜひ参考にしてみてください。
教育費っていくら必要?
幼稚園〜高校にかけて、文部科学省のデータを参考にざっくりまとめると「オール公立」の場合と「オール私立」の場合で比較すると以下の表のような違いとなります。

参考:文部科学省【平成30年度子供の学習費調査の結果について】
4ページ目:(参考)平成 30 年度における幼稚園3歳から高等学校第3学年までの 15 年間の学習費総額より
「すべて公立」の場合は541万円、「すべて私立」の場合は1829万円とその差は3倍以上になります。ここにさらに塾代や大学進学を加えると、子ども1人にかかる教育費は1000〜2000万円にのぼると言われています。
ここからは、実際に子育てママに教育費に関するアンケートを取った結果をみていきましょう。
❶ 子供の教育費ってどうやって貯めてる?
<全2463票>
まず、子どもの教育費をどのように貯めているかについてうかがいました。
・現金預金 35% (856票)
・投資信託や株式
(NISAなど) 26% (643票)
・貯蓄型の保険
(学資や終身など) 36% (883票)
・その他 3% (81票)
ここでは「現金預金」と「貯蓄型の保険」がほぼ同率になりました。子どもが生まれるとなんとなく”お金貯めなきゃー!”という誰に言われたでもない強迫観念にかられて、とりあえず学資保険に入ったママも多いのではないでしょうか。
また、世の中の【貯蓄から投資へ】の流れにより、貯蓄よりも資産を増やせる可能性の高い投資信託や株式で貯めている方も増えてきた印象があります。
❷ 児童手当の主な使い道は?
次に、児童手当の主な使い道についての結果はこちらです。
・生活や家計の足しに 22% (530票)
・資産運用の資金に 23% (554票)
・そのまま現金貯金 49% (1207票)
・その他 6% (172票)
圧倒的に多かった回答は「そのまま現金貯金」でした。児童手当は一度口座を設定すると、自動的にお金が振り込まれるので、もしかするとそのまま放置しているという方も多いのではないか?と思いました。もし、児童手当を知らない間に使ってしまっている!というママは、生活費とは別の口座で管理するのがおすすめです。
誰も教えてくれない子育てママのお金の話

「誰も教えてくれない子育てママのお金の話」に関する記事をまとめたページはこちら。 with classでは、教育・住まい・時短術をメインに、暮らしをラクに豊かにする、共働き夫婦向けのトピックを発信中。
こちらもおすすめ
結婚しても、子供を持っても、自分らしく働き続ける女性にエールを!仕事と家庭を上手く両立させるコツ、忙しくも楽しい共働きライフを支えるライフハックが充実!
お友達登録で、ファッション・ライフスタイルなどのお役立ち情報が毎週届きます!

アンケート隊「with会員」募集中!
withのアンケートやプレゼントキャンペーン等にご参加いただく会員組織。会員限定のイベントへのご案内や、withからのお得な情報を受け取ることができます!