14歳でAKB48の一期生としてデビュー。“絶対的センター”の地位を確立し、その伝説のアイドルとしての姿が、今も多くの人の記憶に残る前田敦子さん。21歳でグループを卒業後、女優として第二の人生をスタート。話題作にも数多く出演し、俳優としての足跡を残し、着々とキャリアを積み上げていた27歳のとき、結婚を発表。そして、同年に出産し、一児の母に。世の中的に見れば、まだまだこれから! という時期の妊娠を彼女自身はどうとらえていたのか。不安はなかったのか。その答えには、多くの働く女性が勇気づけられるメッセージが込められていました。
▼前回の記事をおさらい
いつか母になる、そんな夢が叶ったのは27歳

妊娠がわかったときは、言葉にならないくらい嬉しかった
――すっかりママのイメージが定着していますが、子どもを持ちたいと意識したのはいつでしたか。
もともと、子どもがすごく好きということではなかったのですが、漠然と、いつか子どもを産みたいなと、10代のころから思っていました。わたしの母親が24歳で姉を産んでいるので、自分自身も同じ時期に意識はしましたが、いざ24歳を迎えてみると、まだAKB48を卒業して3年経ったばかりのころ。女優という新しいステージを目の前に、ガムシャラに取り組んでいると、気づいたらその時期を過ぎていたという感じでした。当時は、「わたしが子どもを持つのっていったい何歳になるのだろう……」とふと、思うこともありましたが、その3年後、ご縁があって、27歳で長男を産むことできました。
――妊娠したときの気持ちはおぼえていますか?
いや……もう、うれしすぎて言葉にならないくらい。とにかく幸せな気持ちでした。体調の変化を感じてからは、赤ちゃんが出来ていると良いなという事ばかり考えていました。そのあと、かかりつけのクリニックに行って妊娠が確定した時は、ただただうれしいという気持ちしかなく、感動で胸が熱くなったことをおぼえています。
キャリアと妊娠の両立も、迷うことはなかった

「お腹の子はわたしが守る」という気持ちがすべてだった
――妊娠された当時、女優として多くの作品で活躍をされていましたが、妊娠したことでキャリアや今後について不安に思うことはありましたか?
妊娠は望めばいつでもできるのものではない、ということをいろんな方の話を聞いて感じていました。ましてやわたしは妊娠すること自体が難しい可能性もあると言われていた中で、それが奇跡的に叶ったのだから、授かった命を最優先する以外の選択肢はありませんでした。
ですから、できる限りの仕事は続けていましたが、お腹の子を安全に守りながらこなすには難しいと判断した仕事はお断りをすることもありました。ニーズに対して完璧にこなせないものを引き受けてご迷惑をかけるよりは、降板したほうがお互いのためになると思い、迷うことなく決断できました。
子育てトピックス

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