太田睡眠科学センター所長の千葉伸太郎先生に子どもの睡眠についてお話を伺った前回の記事で、
・世界的に見ると日本の子どもたちは睡眠時間が短いこと
・睡眠不足が子どもの健やかな成長を阻害する可能性があること
・まずは子どもと一緒に暮らす大人から睡眠に関しての意識を変えていかなければいけないこと
がわかりました。
それでは、そんな睡眠不足解消のために、「よい睡眠」をとるにはどんな工夫や努力をしていけば良いのか。生活習慣から、早く、深く、快適に眠れる寝具の条件まで、引き続き先生の著作『子どもの脳をつくる最高の睡眠〜勉強・運動のできる子は、鼻呼吸をしている〜』を参照しながら、お話を伺っていきます。

睡眠習慣の改善は、体内時計のリセットから!
まず睡眠に関心を持ったら、正しい知識を身につけ、前回の記事で紹介した睡眠日誌のようなものを使って自分や家族の睡眠の現状を把握する。
それができたら次は、よい眠りを得るための習慣と工夫を学んでいきましょう。
「眠りをよくする鍵は、時間と質とリズムです。時間は確かに大事な要素ですが、時間ばかりにとらわれず、まずは眠りの質とリズムを良くする工夫をしましょう。そのうえで、時間確保を考える。そういう順番で行うのが、現実に即した睡眠改善法ではないかと思います。
今の時代の生活パターンから考えて、夜更かしをやめさせようとして無理をするよりも、自然なかたちで体内時計のリズムをリセットすることから実践したほうがいいと、私は考えています」
つまり、睡眠習慣の改善は体内時計のリセットから!
「まずは、リズムリセットのために、ご家庭の生活習慣を次の5つの視点で確認してください」
□起床時間は一定にしているか
□朝、太陽の光を浴びているか
□朝食をはじめ、規則正しく食事をとっているか
□日中に運動をしているか
□眠りに入るためのルーティンはあるか
子育てトピックス

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