こんにちは。お片づけ習慣化コンサルタントの西崎彩智です。
寒い日が続いていますね。今日の朝、起きたときに「どの服を着ようかな」と悩みませんでしたか?「首元まで暖かいニットがいいかな」「カーディガンを1枚追加しよう」など、いろいろと考えて決めたと思います。
私たちは起きている間、いつも何かしら考えながら決断しています。仕事で重要な決断をするときも、夕ごはんのメニューを決めるときも、同じように脳を使います。1日のうちに決断する回数は約35,000回ともいわれ、起きている時間で考えると1時間あたり約2,000回。これだけ回数が多くて連続していると、悩んで決めるだけでも相当疲れてしまいます。これを「決断疲れ」といいます。
決断疲れが起こると、決めなければいけないことを後回しにしたり、衝動的に決めてしまって後悔したりと、あまりいいことはありません。防ぐためには、家事の仕組みを作ってルーティン化することがおすすめです。「何」を「いつ」やるかということを、できるだけ事前に決めておくのです。そうすると、悩む労力や時間を節約できます。
1日のタイムスケジュールを書き出す

お休みの日に家族で朝ごはんを終え、「今日は何をしようかな」と考えながらスマホを見続けてしまい、午前中が終わってしまった……。そんな経験はないでしょうか?
これは決断することを拒絶して、やらなければいけないことを後回しにしてしまった結果、何も達成できなかったという典型的な例です。
やるべき家事と時間を決めておいて、その時間になったら悩まずに体を動かすようにすれば頭は疲れずに家事を終えることができます。
まずは現状を把握してみましょう。1日のタイムスケジュールを紙に書き出してみてください。朝起きてから夜眠るまで、どのような生活をしているのか客観的に見てみることが大切です。そうすると、「朝に必ずやらなければいけないこと」や「朝やっていたけれど夜にしてもいいこと」などがわかってきます。例えば、自分の出勤の準備や子どもの登園・登校準備は必ず朝やることです。でも、今まで朝やってきた「キッチンの掃除」や「洗濯」などは、もしかしたら夜に回せることかもしれません。「朝6時にお弁当を作る」「夜20時にキッチンを掃除する」など、今の自分の生活にフィットするように「やるべき家事」とそれをやる「時間」を考えてみましょう。
もしかすると、「スマホやテレビをダラダラ見る」など、「どうしてこんなに時間をかけているんだろう?」と不思議に思うような時間が出てくるかもしれません。そのように“なんとなく”過ごしている時間を短縮して、やるべき家事を優先させると生活に余裕が生まれますよ。
西崎彩智「家庭力UPプロジェクト」

「西崎彩智「家庭力UPプロジェクト」」に関する記事をまとめたページはこちら。 with classでは、教育・住まい・時短術をメインに、暮らしをラクに豊かにする、共働き夫婦向けのトピックを発信中。
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