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Misaの「手軽に始めるファミリー防災」

台風が来る前に「備えること」#7

暮らし

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こんにちは。misaです。
「災害が発生したそのとき、どう動けばいいか」というのを考えるシリーズ第二弾。
今回は、台風や豪雨に備えて、どんなことを準備しておけばよいのか、というのを考えてみたいと思います。

2018年、私の住む関西地方は台風による被害を受けました。大きな台風だから警戒するようにと、天気予報では呼びかけられていましたが、きっと大丈夫だろうと考えていました。なぜなら、今まで台風で大きな被害に遭ったことがなかったから。

ところが、このときの台風は私が今まで経験してきたものとは大きく異なりました。窓の外を見ると、建設中の建物の足場が暴風で飛ばされ、空中には植木鉢や瓦や空き缶など、いろいろなものが舞っていたのです。マンションの近くに停車していた軽自動車は、風によってどんどん動かされて2台がくっつき、さらには信号機はぐにゃりと曲がり、どれもこれも想像を絶する光景でした。

わが家のベランダに置いていた植物などは、事前に飛ばされそうなものは室内へ移動しました。ところが、「さすがにこれは飛ばされないだろう」と思っていたものまで動き始めたので、慌てて暴風の中、ベランダから移動させたのですが、本当に恐怖を感じました。ベランダに出ていこうとする夫に、頭を守るために何か被らせないと……と家中を見渡しましたが、当時はヘルメットも備えておらず。夫にはタオルと洗面器をかぶってもらいました。洗面器よりボウルの方が丈夫だったかな、なんて今なら笑えますが、その時は本気で、必死で、ドキドキです。
ヘルメットが必要なのは地震だけじゃないんだ、暴風でも必要なんだ、と感じ、その後すぐにヘルメットを備えました。

台風や豪雨は予測ができる=準備ができる

台風などの自然災害は、突然やってくる地震とは違い、事前に情報を得ることができます。
天気予報をこまめにチェックしていれば、今後どのような天候になるか、どんな災害が起こり得るかなど、ある程度予測してくれていますよね。
ということは、前もって備えることができるはずです。ところが、私たちは自分が経験したこと以外は想定することが難しかったり、「まぁ自分は大丈夫だろう」と楽観的に考えてしまうことがあります。過去の「大丈夫だった経験」が、時には足を引っ張ることもあるというのとを理解し、その時々の状況を落ち着いて判断できるようにするためには、やはり気持ちの備えと知識が必要なのです。
 

正常性バイアスに注意!

人は、予期しない事態を目の当たりにした時、それがとても危険な状況であっても、「大丈夫、これは正常だ」と認識することがあります。それが正常性バイアスと呼ばれるもので、なにか起こるたびに反応していると精神的に疲れてしまうので、ストレスをうまく回避するために人間に備わった能力なのだと思います。危険を感じる力が鈍感になり、避難が遅れて命を落としかけた、という経験は多く語られています。
予期せぬ危険に対して鈍感にならず、いつもと違う状況が起きれば素早く察知して、その後の行動を判断するためには、普段からシミュレーションして、リスクを理解しておく必要があるのではないでしょうか。
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