家を評価するセカンドオピニオンの活用『家を買う! 建てる! 幸せになる住まいを学ぶプロジェクト』第4回ウェビナーレポート④

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今春からスタートした『家を買う! 建てる! 幸せになる住まいを学ぶプロジェクト』。8月31日に行われた第4回ウェビナーのテーマ「タワー? 中古リノベ? マンション派に必要な知識」から、4つの記事に分けてレポート。今回は〝管理組合・理事会って何? マンションって一生住めるの? それとも住み替えるもの?〟〝購入前にマンションの価値を判断する方法は?〟について解説します。

今回のウェビナーは動画で詳しくご覧いただけます! 

 

今春からスタートした管理組合運営力の可視化

講師は引き続き、さくら事務所会長で不動産コンサルタントの長嶋修先生と、さくら事務所代表の大西倫加先生です。

マンションの価値を大きく左右するという、共用施設を含めた管理状況。その管理を担うのが理事会です。どんな役割を持っているのでしょうか。

大西「マンションは管理を買え! という言葉があるほど重要なんですね。マンションを購入すると、皆さんは管理組合に所属します。その管理組合から選出されるのが理事会。ここでいろいろな取り決めをしていきます。

マンションは鍵1本でラクだからと思われている方もいらっしゃるかもしれませんが、実際は管理会社に委託して、日常的な清掃だったり、理事会や総会の運営のお手伝いをしてもらったりしているんですね。またそれを、いつ頃、どれくらいのお金をかけて、どう運営していくかを決めるのは、所有者である皆さんの手にかかっているわけです。運営が適切に行われていれば、物理的な建物の寿命が延び、社会的流動性も保たれるので、資産性が高まります。

まさに今春からなんですが、マンションの管理組合運営力を可視化していきましょうという法律的な流れが出てきていて、簡単にいうと、自治体が管理組合の運営力を評価し、お墨付きを与えるというもの。管理計画認定制度と呼ばれるもので、例えば、そのマンションを買いたい人の金利優遇だったり、共用部分のリフォームをするときに借り入れが必要だった場合にも、低い金利でお貸ししましょうとかね。


ですからマンションを買うときには、先ほども申し上げたように1つは総会の議事録やマンションの規約、また積立金がいくらあって、どのように管理運営されているかをできるだけ確かめることです。

もう1つは、買った後は自分もそのマンションの管理組合運営の一員なんだという気概を持って、理事会や修繕委員の活動、そのコミュニティを活性化するためのイベントなどにも主体性を持って、積極的に参加して欲しいですね」

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住まいを学ぶプロジェクト

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