今春からスタートした『家を買う! 建てる! 幸せになる住まいを学ぶプロジェクト』。9月28日に行われた第5回ウェビナーのテーマ「新築建売り? 中古戸建て? 注文住宅? 戸建て派に必要な知識」から、5つの記事に分けてレポート。〝リフォーム、リノベーションで快適になること、解決できないこと〟について解説します。
今回のウェビナーは動画で詳しくご覧いただけます!
まずすべきは、断熱性能のアップ
講師は第4回に引き続き、さくら事務所会長で不動産コンサルタントの長嶋修先生です。
中古住宅は、将来のリフォームやリノベーションを考えて購入する人が多いと思います。劇的に変わった物件がある中で、変えられない部分がありましたら教えてください。
長嶋「間取りを根本的に変えたい場合ですが、構造によって、できることとできないことがあります。プレハブ住宅は、基本的に変更はできません。木造住宅は、いかようにもできますが、注意すべきは耐震性。壁を取っ払って開放的な空間を作りたいという人は多いと思いますが、壁が耐震的に効果を有し、バランスを見るのが木造住宅です。また、鉄筋コンクリートの住宅は少ないと思いますが、鉄筋コンクリートの中の空間はいかようにも変えられます」
マンションに比べ、気密性が低い中古のー戸建ては寒いイメージがあるのですが、断熱性能を高めるようなリフォームの費用はどれくらいかかるのでしょう。
長嶋「日本の一戸建ては冬寒いというのはもう昔の話で、今どきの新築は省エネ性能も随分上がっています。ですから、省エネに関するリフォームも十分可能ですし、検討した方がいいですね。そこで出したコストは将来的に回収できる確率が高いです。
まず、サッシの性能がすごく上がっていて、2重、3重サッシは当たり前。空間にアルゴンガスが入っていたり、アルミではない樹脂のサッシも登場しています。サッシの交換はコストがかかって難しいなら、今あるサッシの内側に取り付けるだけでも十分効果がありますよ」
住まいを学ぶプロジェクト

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