土地探しの理想と現実のギャップ、教えちゃいます!『住まいを学ぶプロジェクト』第6回レポート④

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今春からスタートした『家を買う! 建てる! 幸せになる住まいを学ぶプロジェクト』。第6回ウェビナーのテーマ「注文住宅の土地と建築会社の選び方。住宅の性能って?」から、5つの記事に分けてレポート。〝そんな土地買っちゃうの? 理想と現実のギャップ〟について解説します。

今回のウェビナーは動画で詳しくご覧いただけます! 

 

注文住宅で家を建てるなら勉強は必要不可欠

「土地から注文住宅を建てるということは、一般のディベロッパーの仕事を個人ですることなんですよ」と本橋先生。それを成功させるためには、予備知識や予算感も持つことが必要不可欠だといいます。

本橋「まず、土地についてですが、私からすると『そんな土地買っちゃうの?』ということが結構多いです。実際に失敗した方にヒアリングしたケースでは、先ほども出た建築条件付き物件。土地が若干安く魅力的ではありますが、その分、建物に利益を上乗せすることが多く、技術のない会社が建てる家は建売とほぼ同じです。この方は、早く気づくことができたので無理やりにでも解約して事なきを得たのですが、やはり建築条件付きの土地はあまりおすすめできません。

また、東京に多い旗竿地にも注意が必要で、近隣とトラブルになりやすかったり、そもそも幅員が2m以上ないと建築できないのですが、ギリギリ2mというところも少なくありません。駐車できるラインが2.4mなので、2mだと車を止めることもできないんですね。旗竿地であっても3mあれば問題ないかなと思います。

あとは擁壁と軟弱地盤。擁壁というのは、高低差のある敷地に土を抑えるために造る壁上の構造物のことで、この擁壁の善し悪しは一般的には判断できません。建築士の判断に委ねられているので、イケイケな建築士だとちょっと不安でも使えますよ、となったり、偏屈な建築士だと擁壁を造り替えなければいけなくなったり……ということになってしまいます。

軟弱地盤については、近年耳にすることも多いと思います。もちろん、硬い地盤の方がいいですが、硬い地盤と柔らかい地盤で価格差はなく、買う前に地盤調査もさせてもらえません。ただ、ある程度の予測はつくので、不動産エージェントに相談するのもいいですし、自分で調べることもできます」

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住まいを学ぶプロジェクト

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