昨春からスタートした『家を買う! 建てる! 幸せになる住まいを学ぶプロジェクト』。第7回ウェビナーのテーマ「幸せな家づくりのための間取りの知識」から、5つの記事に分けてレポート。〝その間取りや設備って本当に必要ですか? ライフスタイルの夢と現実〟について解説します。
今回のウェビナーは動画で詳しくご覧いただけます!
高性能な家であれば、床暖房も必要ナシ!
長い時間を過ごし、家族団らんのスペースとなるリビングは、日当たりのいいところに配置する。では、その間取りや設備、本当に必要というものはありますか?

本橋「私の動画でもよく挙げているのがルーフバルコニー。これは絶対にやめたほうがいいです。使い方次第では上手くいっているケースもあるとは思うのですが、現実的に建築の納まりが悪くなってしまうんですね。無理をしているので建物に負担がかかってしまう。適正につければ全然問題ないのですが、施工できるところはほとんどないんじゃないかなと実は思っています。
あとは、つけている方も多いと思いますが床暖房。私の家にもついていて、私もつけちゃったという感じなんですが(笑)。だから、大した失敗ではないけれど、最終的に使わなくなるので、その予算を断熱や気密に費やした方がいいよねということ。設備は30年以上経つと、いつ壊れてもおかしくないし、直そうと思ったらすごいお金をかけないと床暖房は直せないんです」
床暖房がスタンダードになりつつ昨今ですが、実際、岡本編集長のお宅も気密を高めたことで、床暖房はほぼ使っていないといいます。
本橋「初めに冬は暖かく、夏は涼しい、性能のいい家を建てましょうとお話しましたが、性能のいい家は、浴室暖房乾燥機も必要ないです。もっと高性能な家になるとお風呂の換気もいらなくなります。
まず、換気をして外に熱を出してしまうのはもったいないですよね。お風呂に入った後、ちゃんと戸を開けておけばそれで十分。湿気は室内に戻してあげた方がよくて、そのときに乾燥していくのでカビたりもしません。ということで、浴室暖房乾燥機に加えてお風呂場の窓もいらないです。
開けないと換気しないと勘違いされている方が多いんですけど、ドアさえ開けていれば換気されます。特に夏なんかにドアを開けないで、窓だけ開けてサーキュレーターで換気をしようとすると、外の方が湿気が多いのでかえってカビちゃうんです」
住まいを学ぶプロジェクト

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