子供部屋は3畳で十分!引きこもりも減る!人気建築家が教える家庭円満な家の法則『住まいを学ぶプロジェクト』第7回レポート①

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『家を買う! 建てる! 幸せになる住まいを学ぶプロジェクト』。第7回ウェビナーのテーマ「幸せな家づくりのための間取りの知識」から、5つの記事に分けてレポート。〝間取りを決めるときにまず考えること〟について解説します。

今回のウェビナーは動画で詳しくご覧いただけます! 

 

間取り迷子にならないために

注文住宅は間取りを自由に決められるのも大きな魅力のひとつ。今回は、共働き世帯が使いやすく、幸せになれる間取りについて迫っていきます。講師はyoutubeでも大人気の一級建築士、株式会社ラグジュ 代表取締役の本橋哲幸先生です。

本橋「家づくりのひとつとして、間取りを考えるのは楽しいですよね。私は子どもの頃から間取りを描くのが好きで、自分の基地を作ってみたりしていたんですが、実際、設計士になってみると現実は難しかったりします。ですから、一般の方が間取りを考えると迷子になってしまいがちなのは当たり前なんです。間取りを考えるときにまず考えるべきことは、住まい方に適した間取りとはどういうものかを考え、さらにはその土地の特性に合わせた家づくり、間取りづくりをしていくことです。土地を探して、その土地に合わせた間取りを作っていく、という考えがあると思いますが、実際は逆で、自分にとってのベストな間取りを考えておいて、それに合わせて土地を探す方が成功確率は高くなります。

例えば、よく悩まれることとして、リビングは1階がいいのか2階がいいのかという点については、土地を買った時点で決まると思います。それは、明るさが最大限取れるところはどこかで決まってくるから。日が当たらなくてもいいよという方もいらっしゃるかもしれないけれど、暗い状態のリビングは、その後の子育てにも影響するし、精神的にも影響は大きいですから、やはり明るいリビングをおすすめしますね」

都心では多い2階リビングですが、どうしても1階にリビングを作りたければ、1階に日が当たる土地を選ばなければいけないということですね。

本橋「私は何十件も2階リビングの案を作っていますが、実際に住んでもらって暮らしにくいとか、後々後悔されたという声は聞きません。間取りは、眺望、目隠し、日当たり、遮蔽、明るさのバランスも重要で、明るくしたいから窓を付けたれど、人目が気になっったり、日当たりが強すぎて、ずっとカーテンを閉めっ放しになってしまうというケースもあったりします。その辺りまで配慮できるかどうかは、設計士の熟成度の違いともいえるかもしれません」

  3畳で十分? 本橋先生流、子ども部屋の考え方 次のページ
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住まいを学ぶプロジェクト

「住まいを学ぶプロジェクト」に関する記事をまとめたページはこちら。 with classでは、教育・住まい・時短術をメインに、暮らしをラクに豊かにする、共働き夫婦向けのトピックを発信中。

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