結婚や出産など、ライフイベントがあると見直したいのが住まいの在り方。連載「withLabルームツアー」では、メンバーのお宅事情やインテリアコーディネート術、おうち時間の過ごし方などをご紹介。今回は、3人目の出産を機に和歌山県へ移住した、猪原さんのお宅に伺いました。
猪原有紀子さん(35歳・観光農園オーナー)
【おうちDATA】
□場所:和歌山県(持ち家・一戸建て)
□築年数:4年
□床面積(間取り):167.91㎡(3LDK)
□居住歴:2018年5月~
□家族構成:本人、夫、子ども(3人)、カメ、烏骨鶏(3羽)
日本一の平屋を造りたい!
猪原さんが通勤に便利な大阪市内のマンションから、自然豊かな和歌山県かつらぎ町に移り住んだのは4年前。三男が誕生した翌月だったといいます。
「夫がかつらぎ町の南山にひとめ惚れして『移住したい』と言い出したのは、移住するさらに5年前でした。長い時間をかけて説得されたのと、都会のマンションでやんちゃな男の子3人を育てるにも限界を感じていたので承諾。それなら日本一の平屋を造ろうと建てたのがこの家です」
移住後は自然豊かな環境でゆっくり生活するつもりが、観光農園『くつろぎたいのも山々』をオープンすることに。当初イメージしていた家族水入らずでの生活とは異なり、ボランティアも多数訪れる日々に、「もう1部屋あったら良かったかも」と猪原さん。
「トイレは2つ、洗面所もツーボウルに加えて、子ども用の洗面も作っていたので、人が増えても対応できたのはよかった点です。平屋にしたのは夫の希望ですが、そのほかは、ほぼ私の希望を叶えてもらいました。クロスや戸棚収納、窓枠まで、モルタルのグレー、深みのあるウッドカラー、黒の好きな3色で統一。大きな本棚を設置したり、壁の一部をロッククライミングやホワイトボードにしています」


子どもたちが走り回ることもできる広々としたLDKの壁の一面には、ロッククライミングとホワイトボードを設置。リビングの天井とウッドデッキの天井を同じ白色にすることで、一体感を演出したといいます。家事の時間をできる限り少なくすべく、「シンクにはディスポーザーと巨大食器洗い機、洗濯乾燥機、クックフォーミー、ルンバ、ブラーバなど、さまざまなマシンを取り入れています」

家事は外注することも多いという猪原さん。「私はあまり使わないだろうという前提で、キッチンは夫が使いやすい高さに合わせました」

旅館やホテルとも見まがう玄関。木製の建具や竹を用いたフットライトなど、和のテイストも猪原さんの好きなモルタルとマッチしてモダンな空間に。
皆のおうち、見せて!withLabルームツアー

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限界まで広くしたというLDKは33畳。大きな窓から覗く、緑豊かな景色に「毎日が旅行気分」と猪原さん。移住を言い出した旦那さんは「ここで一生を終えたい。ここに墓を作って埋めて欲しい」と、今からお子さんに伝えているそう。来客の多い猪原家にぴったりな10人用の巨大テーブルは『IKEA』のもの。「リビングに大きな本棚がある家に憧れていました。というのも、子どもが本好きになるそうなので(笑)」。