あなたがもし「そろそろ赤ちゃんが欲しい!」と思っても、いつでも妊娠できるわけではないことをご存じでしょうか?
それには「妊孕性(にんようせい)」という言葉がとても重要なポイントになるからです。
ここでは「妊孕性とは」「自分の体の状態を知ることの大切さ」「妊娠にはベストな時期がある」ということについて分かりやすくお伝えしたいと思います。
「妊孕性(にんようせい)」は加齢とともに低下する
「妊孕性(にんようせい)」とは「赤ちゃんを授かるための力、妊娠する力」のことを意味します。
妊娠するためには卵子と精子が出会うことが必要です。
卵巣、子宮、精巣といった妊娠に関わる臓器が健康に機能していることが重要であり、「妊孕性」は女性にも男性にも関わることになります。
しかし男女ともに、加齢によりこの「妊孕性」が低下していきます。
女性の場合は、35歳歳を過ぎると妊娠率が低下することがわかっています。
これは加齢によって卵子の染色体異常の確率が増えてしまうことによるものです。
卵巣の中にある卵子は女性が胎児の時点で作られ、すでにもって生まれてきます。
そして年齢と同じだけ年を重ねて徐々に質が低下し、さらには生理現象としての自然消滅や毎月の排卵とともにその数は増えることなく減少し続けていくのです。
そのため、染色体が正常な卵子に混ざって染色体異常の卵子が排卵されるようになります。染色体異常の卵子は、受精卵に至れない、受精卵の成長過程で分裂がうまく進まない、胚の質の低下により着床しにくい、染色体異常の確率が上がることなどがわかっています。
個人差はあるものの、このように妊娠可能な時期が実は限られているため、いざ赤ちゃんが欲しいと思っても希望どおりにならないことがあるのです。
心と体と妊活と。人生を自分で選ぶための処方箋

「心と体と妊活と。人生を自分で選ぶための処方箋」に関する記事をまとめたページはこちら。 with classでは、教育・住まい・時短術をメインに、暮らしをラクに豊かにする、共働き夫婦向けのトピックを発信中。
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