【寺島しのぶ】フランス人の夫との結婚生活は日々発見。タイプの違う夫婦だから「子育てはおもしろい!」

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with2022年5月号「輝き続けるあの人の秘密」に登場した寺島しのぶさん。今回は、誌面に掲載しきれなかったエピソードを3回にわたってご紹介します。第2回は、違う価値観を持つ夫婦の子育てについて。

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違う価値観に触れて成長した自分

寺島さん曰く「うちは男女逆転でローランのほうがフェミニン」という夫婦関係。その実態とは?

「女優としてリスペクトしてくれて、大事にしてくれて、表現者のパートナーとしてローランはベストだと思うんです。でも、価値観は全くといっていいほど違うんですよ。

たとえばバカンスの過ごし方も、私は北のほうへ行ってアクティビティをやりたいのに、ローランは南のほうへ行って、ただただ海をぼーっと眺めて過ごすとか。

最初はえっ!? って思ったりもするんだけれど、ついつい予定を詰め込みがちな私をふと立ち止まらせてくれるというか、引き戻してくれるのは良かったりしますね。

ローランはいろんな工夫ができるし、人ともすごく仲良くなれる。本当、どこへ行っても生きていけるような感じなんです。その〝道〟の選び方が神掛かっていて、ノープランのバカンスも楽しいことが次々に起こって、任せるのも意外と楽しいなって思えるんですよね。多分、彼は無人島に行っても生き延びます(笑)。

 

猪突猛進の寺島さんに対して、まさにマイペースのローランさん。そこには人生観についても違いがあるようで、その価値観の違いは眞秀くんの子育てで見事に調和することに。

「私はこれまで何に対しても競争精神みたいなものが根底にあって、勝つか負けるか、ずっと戦って生きてきたところがあるんですよね。でも、ローランは一度も戦ったことがなくて、『しのぶは何でいつも戦っているの?』って。彼は戦っているところの一番高い位置から俯瞰で見て、自分の立ち位置を測っていると。だから競争してこなかったと言うんです。

この年齢になって少しは分かるようになったとはいえ、やっぱり自分の生き方は変えられない。だから、私が持っていないローランの人間力だったり、寛大なところが眞秀に伝わってくれればいいなと思います」

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スペシャルインタビュー

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