【寺島しのぶ】女優として輝く寺島さんも不妊に悩んだ過去が。『あまり自分を追い詰めないで』

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助けてもらうのは悪いことではない

育休として1年間は休むつもりが、3カ月で復帰することに。仕事を再開した寺島さんは、徐々に以前のパワーを取り戻し、女優としてさらに輝きを増す――。

「復帰して一番に感じたのは『仕事って何て簡単なんだ!』ということ。それは女優の仕事だからいえることかもしれないけれど〝嘘の世界〟だから気持ちがラクなんです。何より自分の好きなこと、やりたいことだから苦にならないんですね。
 

まだまだ女性にとって、仕事と家事、育児の両立は難しいこともあるかもしれない。でもそう望むのであれば、絶対に諦めないで。人の手を借りてもいい、便利なツールに頼ってもいい、『助けて』と声をあげることも大切です。

フランスでは子ども同士が友達なら、たいして知らないお宅に「うちの子、2日間くらい泊めてもらっていい?」なんてことも普通。『しょうがないじゃない、面倒を見られないんだから』という感じなんですね。日本人の気質で頼りっ放しは気が引けるなら、ギブ&テイクで。風通しをよくすれば差し伸べてくれる手はきっとあるはずです」

寺島しのぶさんインタビュー②につづく 7月18日19時配信予定

1972年12月28日生まれ、京都市出身。文学座を経て舞台・映画・ドラマで活躍。荒戸源次郎監督の『赤目四十八瀧心中未遂』(03)と廣木隆一監督の『ヴァイブレータ』で国内外の映画賞の女優賞を数多く受賞し、若松孝二監督の『キャタピラー』(10)ではベルリン国際映画祭銀熊賞(女優賞)を獲得し、平柳敦子監督の『OHLUCY!』(18)ではインディペンデント・スピリット賞主演女優賞にノミネートされた。『空白』『キネマの神様』で2021年報知映画賞最優秀助演女優賞を受賞。2022年CX連続ドラマ「競争の番人」に出演。秋には廣木隆一監督作品「あちらにいる鬼」が公開予定。

撮影/吉田崇 ヘア&メイク/光倉カオル(dynamic) 取材・文/石塚真由美

 
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スペシャルインタビュー

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