いつかマイホーム派 or ずっと賃貸派?【世帯年収1000万円家庭の場合】のベストな選択は

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【知っておくと“人生安心”なお金の基本レッスン】

世帯年収1000万円家庭における【いつかマイホーム購入派】と【ずっと賃貸派】問題。悩ましい分かれ目を探る

中学生からお金の教育が始まり、NISA(ニーサ)制度の期限延長の動きもある昨今。国は私たちにお金の知識を持つことを求めています。そういわれても、30~40代の私たち世代は、「お金のことなんてこれまで誰も教えてくれなかった!」のが実状。

そこで、そんな私たちが知っておきたい、“知っておくと人生安心”なお金の知識をお伝えする連載をスタートします! 住宅購入費、教育費用、保険いろいろ、家計管理…… お金知識ゼロの人でもわかるように、詳しく丁寧に解説します。

第二回目のテーマは、「世帯年収1000万円家庭にとってのベストな選択はマイホーム?or 賃貸?」。

そもそも、世帯年収1000万円家庭の“実感”として、「意外と多いよね」「全然足りない」「子ども一人ならいギリギリラインかな……それぞれ思うところは違うかもしれませんが、住宅に関して、【いつかマイホーム】か【ずっと賃貸】か、どちらがベストなのでしょう?

指南役は7歳と4歳の子どもを持つ“ママFP”の伊達有希子さん

伊達有希子

だてゆきこ/2013 年に独立系 FP 事務所を設立し現職。有料でのライフプラン作成や資産運用の提案等の FP 業務を中心に、執筆活動、セミナー講師としても活躍。わかりやすい生活設計の伝え方が、一般消費者より大変好評を得ている。 

 

【実例から探る】世帯年収1000万円世帯の場合。マイホームの適正価格は5000万円でした

アラサー世代くらいから、“自分ごと”として悩む人が増えてくるのが住宅購入問題。最近は、「そこまで家がほしくない」方や「買えるなら買いたいけど、不安も大きい」という方が増えているようです。今回のテーマは「無理して家を買わなくてもいいのでは……?」と思っている方にもぜひ読んでいただきたい内容です。

前回は、世帯年収1000万円家庭における「ちょうどいい」住宅価格とは?というテーマで、将来のライフプランを考えながら検討しました。その結果、世帯年収1000万円家庭にとっての「ちょうどいい」物件値段の分かれ目は【5000万円】でした。今回のお話にも関係がありますので、まだ読んでない方はぜひご覧ください。

今回も、36歳の夫と31歳の妻、4歳の子どもがいて、いずれもう一子をと思っている家庭を例として考えていきます。前提となる家庭のプロフィールはこちら。

【世帯年収1000万円家庭のプロフィール】
夫(36歳・会社員)月収50万円・賞与100万円 →年収700万円
妻(31歳・会社員)月収25万円・賞与30万円 →年収330万円
子供(4歳)は一人/2025年にもう1子出産予定
*預貯金1000万円

【物件価格5000万円の返済イメージ】
住宅ローン:35年金利1%で試算(毎月負担は142,000円)
諸費用:300万円
管理費・修繕積立金 月2万円

【その他の前提条件(以下共通)】

■生活費:子供の成長に伴い夫65歳まで0.5%ずつ上昇

■夫の収入変動率:45歳まで1%、以後65歳まで0.5%/妻の収入:2025年と2026年は産休で育児休業給付金月13万円、2027年以降は時短で月収22万円・賞与0円と仮定

■5年ごとに火災保険と地震保険の支払い/収入保障保険 保険料4万円。65歳まで毎月10万円の保障に加入

■10年ごとにリフォーム315万円と仮定

■子供ふたりはそれぞれ中学校から私立/毎年帰省費用として20万円

■80歳から介護費用(一時金70万円、80歳~89歳で年間100万円と想定)

詳しくは前回の記事を参照いただきたいのですが、検討のポイントは住宅ローンを【組める】と【返せる】は違うということ。また、購入時には想像もつかなかったことが将来的に起こりうる、ということでした。

そうした要素を考えたうえで(前提条件はいろいろありますが)、住宅購入にあたって、世帯年収1000万円家庭における「ちょうどいい」住宅価格とは5000万円、とこの数値を1つの目安としてお伝えしました。

いざ本題!【いつか家を買いたい派】がまず考えるべきことは次のページ
 
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