大人の女性におすすめの小説8選
こんにちは! 読書が大好きなwithLabエディターのあやをです。
10月27日の「読書の日」からスタートする「読書週間」(10月27日~11月9日)をご存知ですか?
読書週間とは、読書を推進する行事が集中して行われる期間のことで、本の普及や読書の奨励を目的として設定されています。
そこで今回は、年100冊以上の本を読む私が、女性の心に響く作品を厳選! 読書週間に読んでほしいおすすめ小説をご紹介します。
1. アラサー女性の葛藤に共感の嵐『あのこは貴族』

東京生まれの箱入り娘と、地方から上京してきたOL、アラサー女性2人の結婚を巡る葛藤を描く小説。境遇の異なる2人の悩みは全く違いますが、それぞれリアルで、仕事や結婚に悩んだことのあるアラサー女性は、共感すること間違いなし! 2人が苦しみながらも成長し、恋愛や結婚だけではない人生を自らの手で切り拓いていく姿に、勇気付けられます。
2. 妊娠・出産の意味を考えさせられる『夏物語』

川上未映子『夏物語』 (文春文庫)
パートナーなしでの妊娠・出産を目指す夏子の前に現れたのは、精子提供によって生まれた「父の顔を知らない男」だった――「なぜ生むのか」という問いを突きつけられ、生命の意味を深く考えさせられる一冊。やや重めの内容ですが、関西弁で綴られる文章は軽快で、ぐいぐい引き込まれます。賛否両論ありそうなラストに、読後はきっと誰かと語り合いたくなるはず!
3. 女性の職場をリアルに描く『きみはだれかのどうでもいい人』

伊藤朱里 『きみはだれかのどうでもいい人』(小学館)
県税事務所を舞台に、職場の人間関係を複数の視点から描いた小説。仕事のできないアルバイトや、適当なベテランパートなど、どの職場にもいそうな女性が出てきて共感を覚えます。普段、仕事をしていて感じる言葉にできない思いが言語化されているので、働く女性に特におすすめ!
4. 大人の恋愛と官能の世界へ足を踏み入れる『RED』

島本理生『Red』(中公文庫)
自己肯定感の低い女性が、不倫に溺れていく様を描いた小説。マザコン夫、義両親との同居、セックスレス、家事と仕事の両立など、結婚後の女性の生きづらさがこれでもかというほど盛り込まれているので、既婚者にとっては自身と重なる部分があるかもしれません。ドラマ感覚ですいすい読めるので、普段、本を読まない人にもおすすめです。
レジャー・カルチャートピックス

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山内 マリコ 『あのこは貴族 』 (集英社文庫)