収納好き夫と"置いたまま"がいい妻。性格が真逆でもストレスなく過ごすための3つ秘訣【イマドキ夫婦の十人十色  vol.9 石原ゆいかさん夫婦の場合】

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秘訣① 真逆の二人が歩み寄るための”譲歩プラン”を考える

秘訣の1つ目は“譲歩プランを考えること”。例えば、ゆいかさんの片付けを夫に合わせるのは不可能に近い。合わせようとすることで喧嘩になるならばと、夫は「気になる部分は自分で片付ける」ことにした。そして目に余る場合はゆいかさんの収納スペースに放り込むという。こうすることでゆいかさんも「あ、少し散らかしすぎたな」と自ら反省し、片付けるようになった。
一方でゆいかさんはお子さんが増えたことで収納をめぐることや価値観の違いからのトラブルを回避し、夫婦で協力できるよう夫に育児休暇の取得を提案。身近な上司の育休取得と復帰実績を踏まえ決して珍しいことではないと伝えたところ「希望するなら取るよ」とすんなりOK。こうして夫婦二人三脚で育児を行う体制ができた。

「おむつやミルクなどの収納場所は夫が決めていて、夫がメインで片付けてくれています。私も収納ルールを極力守っています。が、一度、夫が体調を崩して寝込んでいた時に、私が使用済みのおむつを6つほど積み重ねていことがありました。すると寝込んでいた夫がわざわざ起きてきて、おむつの山を見て、『なんやこれは』と笑いながらゴミ箱を持ってきてくれたことはあります。(笑)」

頑張りつつも、お茶目で可愛いところもあるゆいかさん。喧嘩に発展しないのは、素直さが根底にあるから。性格を変えるのではなく発想を変えることで、結果、「置いたままにせず収納する癖が習慣化」するという風にゆいかさんの生活スタイルにも変化が出てきた。譲歩プランは心地よい生活環境だけでなく、お互いの成長にもつながっている。
 

秘訣② 怒らない!褒める!

秘訣2つ目は“怒らずに褒める”。本来、頻繁に使うものは使いやすい場所に置きたいタイプのゆいかさんだが、夫を“スペースの匠”と呼び、収納してくれたことを感謝し、褒めるという。元々平和主義な性格で、"人は怒られるより褒められた方がいい"という考えがあり、どのように伝えたらお互いが気持ちよく過ごせるかかを考えてから発言をしている。
夫もまた、よく褒めてくれる。「私が少し片付けをしただけですごく褒めてくれます。絶対、夫が理想とするレベルの片付けになっていないはずなのに(笑)でも、褒められて伸びるタイプなので、じゃあ、次回もちゃんとやろうかなって思うので結果オーライですね」お互い褒め合うことで喧嘩にならないどころか、さらに歩み寄りの精神を育ててくれる。

夫が整理したキッチン下の収納。ボックスを上手に使い、隙間も活用。

お互いの性格をよく理解し、発想の転換をはかることで、円満な生活を送っている2人。家事分担においても”ユニークな発想”で不公正を回避しているという。
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イマドキ夫婦の十人十色

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