たとえば、次のような原因です。
・母親がいつも忙しそうで話をちゃんと聞いてくれなかった
・父親が一切ほめてくれず、否定しかしない人だった
・祖母がヒステリーで、母親は子どもより祖母の面倒ばかり見ていた
・両親の仲が悪すぎて、いつ夫婦喧嘩になるかとビクビクしていた
・秘密にしていたことを友達に話したら馬鹿にされた
・友達に悩み事を相談したら「そんなことで悩むのはおかしい」と言われた
・恋人がモラハラだと気づかずに何年も一緒にいた etc…
これらはあくまでも一例にしか過ぎませんが、思っていることを言えない環境や人間と一緒にいた人ほど、投影行為は強くなります。
投影行為が強い人の特徴として、「思っていることを一番言いたかった相手に、言えなかった、もしくは言っても理解されなかった」というものがあるんです。
その対象が親なのか、恋人なのか、友達なのかは人それぞれ違いますが、とくに親が投影の原因を作っていると、その子どもは誰かと親密な関係を築くことが苦手になります。
なぜなら、両親が子どもの話を聞いてくれない、聞いても否定するような人間なら、「親ですら分かってくれないことを他人が分かってくれるはずがない」と思ってしまうからなんです。
その結果、一番信頼関係を築かないといけない相手に対して「どうせ言うだけ無駄だ」と諦めてしまうんですね。
投影行為をやめるには?
夫である男性に対し、コミュニケーションを制限して思っていることを言わないでいる女性は、まず自分が誰かほかの人間のことをパートナーに投影していないか、よく考えてみてください。
そしてその心当たりが出てきたときは、誰がその原因を作っていたか、探ってみましょう。
その人物が判明したとき、自分が夫に投影行為をしていた事実を自覚することです。
藤本シゲユキ「一発逆転人間学」

「藤本シゲユキ「一発逆転人間学」」に関する記事をまとめたページはこちら。 with classでは、教育・住まい・時短術をメインに、暮らしをラクに豊かにする、共働き夫婦向けのトピックを発信中。
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