「ほめて伸ばす」教育では育たない、これからの時代に必須の力とは【第213回】

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昔から子育てにおいて、「ほめること」と「理解すること」は非常に大切であると言われています。

子どもを怒るのではなく、ほめて伸ばす。

子どもの気持ちを尊重し、ときには寄り添う教育や接し方が必要というわけですね。

 

ほとんどの人がほめてもらいたいし、理解してもらいたい

これは子育てに限った話ではなくて、恋愛の場面でもビジネスの場面でも、相手をほめることや理解することは非常に大切です。

なぜなら、ほとんどの人がほめられたら嬉しく思うし、気持ちを分かってもらえたら救われた気持ちになるからです。

むしろ「もっとほめられたい・認められたい」「もっと自分のことを分かってほしい」と渇望している人がここ日本では多いですから、ほとんどの日本人がほめられることや共感してもらうことを必要としているのかもしれません。

これは、それだけほめてくれる人や理解してくれる人が少ないという事実を物語っています。

ということは、親子関係においても、子どもをほめたり理解したりすることができる大人が少ないということになります。

なぜなら、人をほめるのが得意な人はいつも誰かのことをほめてるし、共感力の高さは元々その人に備わっている性質による部分が大きく、低い人は共感力を養うための訓練が必要になるからです。

つまり、誰かをほめたり理解したりする習慣や素養がない人が、子育ての場面でそれらを発揮することはできないということです。

では、ほめることや理解することが得意な人がもっと世の中に増えたら、子育ては上手くいくし、対人関係も良くなるのか?

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