私は、40代のどこにでもいるただのオバちゃんです。
20代の頃は右も左も分からぬまま必死に働き、仕事で何かを成し遂げたい!と思っていました。しかし、新卒から数年で実力不足がたたり、部署異動。
30代に足をかけた頃に運良く?結婚。
30代半ばにかけてハードな仕事と妊活に悶々とし、
幸運にも子宝に恵まれ、育休と復帰、幸せだけれどもバタバタ生活を駆け抜け、
気が付けば40代。
まだまだ子供は小さく、ワンオペと激務、とにかくマルチタスクにハァハァしています。
ラッキーなことに、夫の転勤がなかった(厳密に言うと転勤のタイミングで彼が転職をした)ため、仕事を続けられました。いや、別の見方をすると退職する機会を逃したと言うべきか…
正直、
現代の女性ってハード過ぎる…
昨年度より技術職からガチの研究職に配属が変わり…業務内容も同僚もガラッと変わりました。
所属する会社は、古い体制の日本企業。
総合職と一般職という何とも昭和な文化がまだまだ根強く残っています。もちろん、総合職は9割以上が男性、一般職はほぼその逆。
上層部もこの制度は時代遅れとわかっているようですが、どうにもリカバーが出来ずズルズル旧来の区分けをしています。
2000年代に、たまたま研究所に新卒採用された私。
前記したように、当初は肩肘張ってバリバリやってやる! と思っていましたが、実力もなく、数少ない総合職女性にありがちな会社の広告塔的な扱いも受けず…
鳴かず飛ばずな結果だったためか、入社5年目で社内でも花形だった研究所を追い出され、生産系の技術部門に異動。
10年以上、現場を経験し、目の前の業務をひたすらこなしました。
本当に苦節10年ですよ。
小さな目立たない、結構めんどくさい仕事を毎日毎日こなしていました。
「見ててくれている人・分かってくれる人はいる」と時にいいますが、サラリーマンの場合はその『分かってくれる人』に決定権や影響力がないと意味がない。
「君の技術や教え方、結構おもしろいね~」と言ってくれる年配の方は、他の部門から来た定年間際のオジサマばかり。認められたとて、大したことはなし。
一言で表すと地味。本当に地味に仕事人生が進んでいくのだと思っていました。
転機が訪れたのは2016年。
2人目の育休復帰から直後、ある『企画書』を会社に出しました。
それが目に留まり、上層部が『こいつをリーダーにして、やってみろ』と言ってくれたようです。
当時は「誰だ、あれ? 見たことない。パートのオバサンか?」という冷たい視線を受けながら社内縦断型プロジェクトを進めました。
ラッキーなことに、1年目で小さな成功を納め、次の年から仲間を増やし、少しずつ大きな会議に呼ばれるようになりました。
ここ数年の結果が認められ…
なんと私は、
技術職から研究職に職種変更となりました(まぁそれもヒドイ経緯があったので、過去記事【ワーキングマザーが『社内のおばすて山』から這い上がるには】をご覧ください)。
でね、サラッと職種変更させられたんですが、ハッキリ言って、
ゴリゴリの研究から、10年以上のブランクがあるのよ
そう簡単に追いつけない。
現実は厳しい。
研究の世界は凄い速度で進んでいます。
ついていくのに必死で、終業時間には頭がショートしそうです。帰宅しながら、自分の頭からぷしゅ~って湯気が出ているのが分かります。
さらに、学生自体のまじめさや優秀っぷりが20年前とは全然違います。
ぽに「今日も寝落ちです!」

「ぽに「今日も寝落ちです!」」に関する記事をまとめたページはこちら。 with classでは、教育・住まい・時短術をメインに、暮らしをラクに豊かにする、共働き夫婦向けのトピックを発信中。
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