妊娠中期(妊娠16~27週)の過ごし方と知っておきたいこと

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妊娠生活にも徐々に慣れてきて、赤ちゃんの存在を実感できるようになり心身ともに安定してくる妊娠中期。その一方で、大きくなるお腹によって様々なマイナートラブルが気になり始める時期でもあります。
妊娠期間の中で一番過ごしやすいとされるこの時期に、より安心して快適に過ごすために知っておきたい体の変化や注意すべきことなどをまとめてみました。

目次

中期とは

妊娠16~27週までを妊娠中期と呼びます。この頃になると胎盤が完成して流産率が下がり、多くの方はつわりが治まって体調が安定してきて、母子共に安定した状態になってくるため一般的には安定期と呼ばれます。
また徐々に赤ちゃんの動き(胎動)を感じられるようになり、赤ちゃんが元気に生きていることの安心感や妊娠している実感が湧いてくる時期であり、周囲への報告もしやすくなってきます。
日本の風習として、妊娠5ヶ月の「戌の日」には神社やお寺に行き、腹帯を巻いてここまで母子ともに無事に過ごすことができたお礼と安産を祈願する「帯祝い」というものがあります。
このように心身ともに安定し活動的に過ごしやすくなる時期である一方で、徐々におなかが大きくなってくることによる、さまざまな体の変化や不調も新たに起こりやすくなってくる時期でもあります。

 

妊娠5ヶ月(16〜19週)の特徴

<赤ちゃんの様子>

妊娠5ヶ月と呼ばれる16週〜19週の間に赤ちゃんの身長は10cmから20cm程度へ、体重は60gから280g程度へと成長します。超音波エコーでは骨格がしっかりと確認できるようになり、肺・腎臓・膀胱などの構造も完成に近づき、爪や髪の毛も生え始めます。

<ママのカラダの変化>

赤ちゃんとお母さんを繋ぐ胎盤は15週頃に基本的構造が完成し、ママの体内のホルモンの状態も安定してきます。基礎体温は徐々に下がり、熱っぽさやだるさ、つわりの症状も治まってきます。多くの方は体調がだいぶ楽に感じられるようになり、“安定期”と呼ばれる、比較的妊娠が安定する時期に突入します。
つわりがなくなると食事がおいしく食べられるようになりますが、急な体重増加には注意し、栄養バランスも意識していきましょう。低カロリー・高タンパクな和食は理想的です。赤ちゃんの発育やママ自身の健康維持のために、鉄分も意識して多く摂るようにしましょう。
子宮は大人の頭くらいの大きさになり、おなかのふくらみが少しずつ目立つようになってきます。ママは体全体に皮下脂肪がついて、ふっくらと丸みを帯びた妊婦らしい体つきに。普段の服がきつく感じたら、早めにマタニティウェアを用意し、締め付けないようにしましょう。妊娠線の予防ケアもしておきましょう。
また乳腺が発達し、バストもサイズアップします。ブラジャーがきつく感じたら、こちらもゆったりとした授乳ブラなどに替えましょう。母乳分泌の準備として乳頭から黄色い分泌液が出始めることもあります。
お腹の中で赤ちゃんの動き(胎動)を感じ始めるのもこのころから。早い方は16週頃から、初めての妊娠では遅くなりがちですが妊娠20週頃までには多くのママが胎動を感じ始めます。

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