女性が今、幸せに暮らしていくために磨くべきスキルって?【2021年、わたしたちはどう歩く?】

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女性が今、幸せに暮らしていくために磨くべきスキルって?

2021年、わたしたちはどう歩く?

コロナ禍を通して急速に働き方や生活様式が見直されていくなかで、不安に怯(おび)えているだけではハッピーな未来を引き寄せることはできなそう。2021年を攻略するために、今から、どんな準備をしておくべきなのか? 独自の知識と思考力で注目を集めている賢人たちに見解を聞いてみました。

ジャーナリスト 中野円佳さんがアンサー

元日経新聞記者。過去に厚生労働省「働き方の未来2035懇談会」委員などを務める。『なぜ共働きも専業もしんどいのか』など、日本の働き方改革や女性の活躍に関連する見識が深まる著書が多数。

オンライン化にみんなが慣れた今こそ手軽にスキルアップを。

コロナ禍を契機に仕事のデジタル化が進められ、あらゆる単純作業をAI(人工知能)やロボットが担う時代が一気に近づいています。「人間の仕事が奪われてしまうの!?」と不安を抱えている人もいるかもしれませんが、デジタル化によってキャリアアップのチャンスが広がっていることも確かです。

最近は各種講習やセミナーがどんどんオンライン化しているので、例えば日本にいながら海外在住の先生から生きた外国語や現地のカルチャーを学ぶことができますよね。これまではまとまった費用と時間が必要な留学でしか得られなかったようなスキルが、気軽に手に入るようになっているんです。

在宅ワークや副業を認める企業が増えている昨今の情勢を生かしながら、積極的に世界中のコンテンツに触れて「できること」を増やしておきたいところです。

クラウドソーシングやクラウドファンディングを使えば、「できること」や「やりたいこと」を発信して、それを「必要とする人」や「応援してくれる人」つながれることもデジタル社会のメリットです。

誰もが自分に合った働き方を模索しやすくなっていますよね。ただ、顔が見えない相手とはトラブルが起きやすいもの。ウーバーイーツなどの働き方は労働者の立場が弱いことが指摘されているように、各サービスに潜むリスクを見抜く目を養うことも大切です。

それはSNSも同じだと思います。2020年は、部外者が投稿した誹謗中傷が不幸を招くケースが目立ちました。加害者にも、被害者にもならないように、デジタルリテラシーを強化することが現代人の共通課題かもしれません。

元衆議院議員 金子恵美さんがアンサー

1978年生まれ。新潟県出身。2012年に衆議院議員に初当選。総務大臣政務官に就任し、放送行政、IT行政、郵政を担当。政界引退後は、企業顧問やコメンテーターなど幅広く活躍している。

「押しつけ」は無視していい。許す力を持てたら。

4年前、私は世間を騒がせてしまった夫を「許す」という選択をしました。当時は内外で「別れるのが当たり前だ」という声をたくさん聞きましたが、騒動の最中に誰よりも夫の行動を見ていた私は、自分の判断が間違っているとは思いませんでした。理解できない他者を徹底的に叩く風潮は、ますます加速している気がします。

でも今私たちは、もう少しお互いに認め合うべきではないかと。自分とは違う考え方の持ち主すらも「許す」ことができれば、息苦しくない、誰もが生きやすい時代を作ることができるのではないかと考えています。

『許すチカラ』(集英社)¥1100(税込)

国会議員時代に訪れた夫のトラブルからの再生物語を始め、女性に役立つ生き方のヒントが満載!
今は、上手な「声の上げ方」を学ぶとき次のページ
 
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