「ひふみ投信」をはじめとする「ひふみ」シリーズを運用するレオス・キャピタルワークス株式会社 代表取締役会長兼社長・最高投資責任者の藤野英人さんに、with class世代が気になるお金に関する話を聞く短期連載。
藤野さんにはすでに社会人として働く娘さんがいますが、お子さんが幼いころにどのようなマネー教育をされていたのでしょうか? 藤野さんがご家庭で取り入れていたことをお伺いしました。
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【マネー教育ゼロ環境から投資家へ】日本有数の投資家・藤野英人さんはどのような子ども時代をすごした? - with class -講談社公式- 共働きを、ラクに豊かに
日本有数の投資家として活躍する藤野英人さんは、子ども時代にどんな環境で育ち、どのようなマネー教育を受けてきたのでしょうか?子ども時代のことや、社会人になってから学んだお金のことなどについてお伺いしました。
藤野家のマネー教育1. お小遣い額は目標に対する成果で決める
子どもに対するマネー教育は、したといえばしたし、してないといえばしてないんですよ。何をしたかというと、お小遣いをあげるときに、家に対する貢献と、勉強、社会に対する貢献との3つに分けて、それをちゃんとやったときや全部がいい状況だったらお小遣いが増える。あまりやらなかったらお小遣いが減るという変動制を取り入れていていました。決まった金額をあげることはしていませんでしたね。始めたのは、小学校2〜3年くらいのときです。
月に1回、お小遣いを渡すタイミングで1時間の会合を設けて、まずは家のこと、勉強、社会貢献に関しての目標を設定していました。そして1ヶ月後の会合で、娘が決めた目標に対して、勉強は良かったのか悪かったのか、どのようなボランティアをしたのかなどを話し合い、目標に達していれば5000円、目標をクリアできていなければ4000円といったように、成果に対して金額を決めて渡していました。それって、すごく会社の評価に似ていますね。その部署で目標を立てて、どういうことをしたいかを考えて、何をすべきかってことを考え、その目標を上回ったかどうかを出すってことですから。
お金っていうのは努力に対してリターンがあるもの。お小遣いに変動制を取り入れることで、努力して成果が出たらお金がたくさんもらえるし、しなかったらそうじゃないことを体験してほしかった。
マネートピックス

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