藤野家のマネー教育2. 子どもの目標に対して評価を行う会合を月1回開く
毎月1回コミュニケーションをするポイントを作ったってことは大きいですね。娘が中学、高校のときに僕はめちゃめちゃ忙しかったので、彼女と全く顔を合わせることがなかったんです。娘が寝てから帰宅して、起床する前には出社する生活だったので。だから、月1回の会合の時間を取ることがすごく大事な時間でした。
ただ、顔は合わせないけれど、彼女とはよくコミュニケーションしていて、中学生くらいのときからFacebookのメッセンジャー機能でやりとりしていましたね。あらゆることをコミュニケーションしていたので、そのやりとりをプリントアウトすると書籍1冊分くらいになるかもしれないです。1日10往復くらいしていて、今でもそれくらいの頻度で連絡をとっています。
僕は基本的にすごくフラットなんですよ。妻や会社の社員と同じように、娘が子どもの頃から彼女のことを同じ人生を歩むパートナーの1人だと考えていました。だから部下とか、家族とか、上とか下とかの概念はあまりなく、娘と話すときも、社員と話すときも、基本的に同じ話し方だし、目線が変わらず、距離感がほぼ同じなんですね。互いに学び合う対象であり、リスペクトしあって人間関係を積み重ねるっていうのが僕の考え方なので。それは娘に対しても同じで、彼女に対して何かをリコメンドすることはあるけれど、「しなさい」って言うことは今も昔もないですね。それはなぜかというと、僕自身が強要されることが一番嫌いだからです。自分が嫌なことは人にはしないというルールがあるので、リコメンドにしています。
僕が思うに、「宿題をやりなさい」「塾に行きなさい」っていうのは全く教育ではないんですね。いったい仕事とはなんなのかとか、今自分がやっている仕事の意味を語ることが、最大の仕事の教育であり、お金の教育なんですね。「勉強しなさい」って言う親御さんがいるかもしれないけれど、どうして勉強をしなければいけないのか、なんで働くのか、働くことの楽しさとか、責任ってなんだろうとか、そのことを親子で話すことがとても大事だと思うのです。
マネートピックス

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