41年前のwithは「Culture Magazine for Your Life」をテーマに創刊され、誌⾯にはこんなことが書いてありました。
「あなたは、⼥です。(中略)いま、これまでのどの時代よりも、多くの扉が⼥性の前に開けています。どの扉を開けるかはあなたの⾃由です。ひとつと⾔わず、三つ開けても四つ開けてもいいのです。(後略)」。私たちはコロナ禍という⼈⽣初の体験を経て、かなり傷つきもしましたが、たくましくもなりました。
結果、「今」を⽣きることの重要性や、⾃分の⼼地よさを優先することの⼤切さ、好きなものに触れる喜びを改めて知った気がします。
また、先が⾒えずあまりに移り変わりが早い、不確実性の⾼い時代において、最も重要なのは「唯⼀絶対の正解はない」ということを知っていることではないかと考えるようにもなりました。
これからの⼈⽣を歩むに際し、転ばぬ先の杖として必要なのは、多様な価値観を持ち、ありとあらゆることに対して可能性の扉を閉ざさないことなのではないかと。先の⾔葉にあるように、常に3つ、4つと扉は開け続けても良いのではないかと考えたのです。
そこで⾃問しました。⾃分が可能性の扉を開くときはどんな時だろう?多様な価値判断基準を⼿に⼊れる時はいつだろうと! そして、それは「⼈の話」を聞いたり、「⼈のインタビュー」を読んだりした時だと気づいたのです。
悲しい時も、苦しい時も、楽しい時も「⼈のインタビュー」は⼈⽣を変え、⼈⽣を彩る⼒があります。今後、withというメディアを通して、様々な経験をされた⽅の、様々な⼈⽣や活動の⼀部をインタビューとして発信していきます。
きっと、それは読者の皆様の⼈⽣をより明るく彩り、時に新たな⾃分軸をつかみ取れるお⼿伝いになると思っているからです。