with lab
written by withLab STAR100 エディター 高遠 琳子
06.Jul.2020

【選挙権】一票の権利を持っていたある若者のひとりごと

はじめに

こちらのブログ記事はあくまで私個人の所感によるもので、また私自身法学部を卒業し幾年も経過していることもあり(知識や感覚が抜け落ちたりしていて)至らぬ部分もあるかも知れません。ごめんなさい。ただ、一人の人間として何とももどかしい気持ちを抱えているということを、少しでも感じていただければ幸いです。

そしてちょっと長くなってしまいました。
原稿用紙5枚ぶんくらい。でも本当に心を込めて書いたので、私と同じwith世代の皆様に、どうか読んで欲しいと思っています。

↓↓↓

日本中が注目していた東京都知事選2020

今回の都知事選挙、都民の方々は足を運んだだろうか。投票所に足を運んだ知人友人のSNS投稿は何件も見たし、私もありがたく一票を投じた。その一票は誰かの名前を記していたかも知れないし、白紙だったかも知れない。ただ本題とは関係ないので今回は割愛させて貰う。

先ほど都知事選の投票率が55%だったことを報道で知り、正直このご時世で政治に興味を持った人は多いはずと思っていただけに、今回の思わぬ投票率の低さには心底驚いている。

投票所は密だ、怖いから行かない、という声があったのも承知している。しかし想像してみてほしい。
投票所では基本的に大した会話もないし飛沫が飛ぶような環境でもない。今回は投票に用いる筆記用具も持ち込みOKだったし、筆記用具を持たない有権者のために用意された鉛筆も、しっかり消毒されていたと聞く。使い捨て鉛筆を採用していた所も多いとのこと。ここまで工夫された環環境下であれば、日々の満員通勤電車よりよほどリスクは低いのではなかろうか。

あたりまえの【私たちの権利】について

さて。

やや話が逸れてしまったが、先人達のそれこそ血の滲むような努力のおかげで、今の日本国民には選挙権という権利が存在する。

今でこそ当たり前のものだけれども昔は当たり前ではなかったのは、皆様もご存知の通り。先人達はその権利を得るために根気強く行動を起こしつづけていた。今の私たちはその方々のおかげで、選挙に参加する権利を持っている訳だ。

選挙権に限ったことではないが、権利とは獲得してそれで終わり、というものではない。獲得して初めてスタートラインに立てるもので、獲得した権利はやはり行使するべきである。
権利が当たり前に手元にあることに甘んじて行使せずにいると、或いは「棄権するのも個人の自由」と言って積極的に権利を捨てる行動を続けていると、"国民が政治に参加するための貴重な権利"はいつのまにか完全に消えて無くなっているかもしれない。

権利を行使しない者は、いつしかその権利が消滅してしまったとしても文句は言えないのだ。そうなっていくと、やがて少しの声を上げることすら許されなくなっていくのは想像に難くない。
かつてのように、一部のお偉い方に搾取されるだけの時代に逆戻りするだけ。民主主義の完全崩壊だ。

完全に失ってしまってからでは手遅れだ。でも、(現時点でもかなり危ういとは思うものの)今ならまだ間に合うと信じている。

そしてこれは余談だが、選挙にも行かずして何か困ったらすぐ役所にクレームの電話を入れれば良い、そっちの方が早いだろう、と言うのはちゃんちゃらおかしいと思う。

順序が違う。

有事の際に行政に直接怒りの声を届けることを、否定はしない。ありがたいことに声を届けるプラットホームが、現に存在しているから。私自身も何度か利用させて頂いた。しかしそれは選挙権という基本的な権利を行使した上でのプラスアルファの福利厚生のようなもので、決して直接(怒りの)声を届ける行為がスタンダードではないのだということを、ここに明記しておく。

【若者】とはまさに今を生きるwith世代だと思う話

現役世代、とくにwith世代はじめとする、私と同じ若者の皆様。今回は行かなかったという方も、ぜひ次の選挙に足を運んでほしい。勿論、私も行く。自慢じゃないが、私自身学校やバイトを欠席欠勤した経験は人並みにある。むしろ若干多いかも知れない。でも選挙だけはずっと皆勤。これはこれからも続けていくつもり。また次の選挙が近付いたら、今回のブログをどこかに再掲しようと思う。

選挙当日に予定があって忙しくても、期日前投票という制度がある。存分に使ってほしい。「各候補者の政策が分かりづらい」確かにそう。是非とも各メディアには選挙期日の前に、特番や公開討論会を放送することを検討して頂きたい。他にはわざわざ投票所行くの面倒くさいじゃん、と言われたこともある。気持ちは分かる。でもその一手間が意外と大事なのだと思う。時間はかかるかも知れないが、投票という小さなアクションは、やがて巡り巡って自分に返ってくる。民主主義とは本来そういうものなのではないだろうか。

素人意見で申し訳ないが。

色々並べてしまったが、まずは投票率を上げて政治に関する若者の存在感を強めていきたい。そうすれば、若者視点の政策も増えていくのではないだろうか。特に東京に関しては若者が多数派であるのだから、若者の投票率が上がれば多少なりとも政策に影響するのではないかと考えている。

何とか、したい。

こんなに必死に納税しているのに、明るい未来を想像できない。何も思い描けない。何なんだ、この現実は。じわじわと首を絞められ感覚を奪われ、緩やかに衰弱させられ殺されていくような感覚すら覚える。
明るい未来が微塵も想像できない虚無感に覆われた今のこの国で、新しい命を、次の世代に繋げていく覚悟など私にはない。

でも、私はこの国の文化が好きだ。四季の色や薫りに感情を動かす繊細な心、精妙巧緻を極めた様々な表現や脈々と受け継がれる匠の技に生活の知恵、どれを取っても素晴らしく、これが亡国の残滓となってしまうのはあまりにも悲しい。文化を継承する次の世代がいてくれたら、とても嬉しい。だから本当に、何とかなって欲しいと願っているのだ。

だからこそ微力ながらも発信するし、身近な人達にも選挙に行こうと声をかけ続けてきた。

選挙に行こう。
 
9 件

キーワード

急上昇キーワード

新着記事

あなたへのおすすめ