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written by withLabメンバー 服部あやな

【天下の奇祭】石取祭〜日本一やかましい祭り〜 

今年も三重県桑名市で『天下の奇祭』、『日本一やかましい祭り』と呼ばれるお祭りが始まりました✊

猛暑の中、毎年夏一番の熱気を見せるこのお祭りは、2016年にユネスコの無形文化遺産に選ばれたこともあり海外からの観光客も増えているそうです!

三重県桑名市で行われる石取祭とは?

石取祭(いしどりまつり)と呼ばれるこのお祭りは、江戸時代初期に始まったもので桑名南部を流れる町屋川の清らかな石を採り祭地を浄めるため春日神社に石を奉納するものです。

毎年8月第1日曜日とその前日の土曜日に行われており、今年は8月4日㈯0時〜8月5日㈰に行われます。

なぜ『日本一やかましい祭り』?

『日本一やかましい祭り』と言われる石取祭。

その所以はまず祭車の数にあると思います。桑名石取の祭車はなんと全部で【43台】。

これだけの数の山車が鉦や太鼓を打ち鳴らしながら桑名市内を練り歩き、一つの神社に一堂に会するお祭りなのです。

本楽では、その年に参加する山車が順番に春日大社という神社に現れ神社前で渡祭を繰り広げます。

祭りが始まる瞬間の一斉の叩き出し、そして春日大社での渡祭こそ、数々の山車の音色が鳴り響く『日本一やかましい祭り』と呼ばれる所以です。

『石取祭』の見どころは?

40台以上ある祭車の中から、今年は38台の祭車が渡祭を繰り広げます。

●祭車●
豪華絢爛ともいうべきそれぞれの祭車は、それぞれに飾金具・彫刻など装飾品にも特徴があり、祭車そのものも見どころの一つです。中にはなんと人形を掲げる祭車もあります。

●石取囃子●
なんと祭車(町)ごとに石取囃子にもそれぞれ違いがあります。速さや掛け声、鉦と太鼓の音などそれぞれ異なるので、このそれぞれの祭車の囃子の音の違いも見どころの一つです。
特に太鼓の音は人によっても響き方が違うのでとても面白いです。
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平成30年石取祭

 ▼8月3日(金)

  24:00~  叩き出し

 ▼8月4日(土) 試楽

  18:00頃~ 市内練り

 ▼8月5日(日) 本楽

  2:00~ 叩き出し
  13:00~ 祭車整列
  16:30~ 祭車曳き出し
  18:30~ 花車渡祭
  22:00~ 祭車曳き別れ

石取祭をご覧になる皆様へ

●熱中症に注意●

本日含め、当日はとても暑くなることが予想されます。
熱中症の危険性が叫ばれている中ですので、水分補給をしっかりとって、少しでも異変を感じたら必ず休憩をはさみ楽しくご覧になってくださいね。

●祭車の進行方向に注意●

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