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編集長が徹底リサーチ! 理想の“共働き”研究所

全社員がニックネームを持っている⁉ 顔が見える会社「ロート製薬」に突撃!【編集長 岡本朋子がリサーチ! 理想の“共働き”研究所】

共働きのwith読者にとって、理想の働き方って一体どんなものだろう? その答えを探すべく、さまざまなアプローチで取材をしていく連載が始まります。第一回目は、ユニークな取り組みや多様性のある働き方ができると噂の「ロート製薬」です。
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今回、取材にご協力いただいたのは、ロート製薬 ヘルスサイエンス研究企画部で健康情報誌『太陽笑顔 fufufu』を手がける山田樹里さん(写真中央)。そして効果も効率も叶えるスキンケアブランド「SKIO(スキオ)」を企画開発したプレステージスキンケア事業部の竹田美樹さん(写真右)のおふたり。ともに30代の共働き世帯。山田さんは一児の母でもあり、産育休から復帰して1年で現在の部署に異動。

インタビューの続きは下に↓

肩書よりも個を大切に。15年以上前から社内ニックネームを採用

「共働きwith」「with online」編集長の岡本です。「共働きwith」が新たにスタートすることになり、「理想の働き方」を自分自身で取材して考えていきたいなと思い、この連載を立ち上げました。そんな中でロート製薬という会社がとてもユニークな働き方に対する取り組みをしているという噂をキャッチ! そこで、実際に働いている社員の方のリアルな声を聞いてきました。

まずいちばん面白いなと思ったのが「ロートネーム」という制度。元々ロート製薬は、役職や社歴に関係なく、互いを「〜さん」付けで呼び合う風土が根付いていたそうですが、2005年に、さらに組織の風通しを良くするために、いわゆるニックネームで呼び合うことが発案されたといいます。入社時に自分自身で決めることができて、山田さんは下の名前から「樹里ちゃん」、竹田さんは「キキ」。竹田さんの「キキ」は「みきちゃんはすでに何人もいたので、美樹の「き」を使い、映画『魔女の宅急便』が好きだったので『キキ』にしました」とのこと。
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竹田さんの社員証。本名の下にロートネームを記載。記載の有無も選択できる(社外に出ることの多い人は記載しないそう)ほか、途中で変えることも可能。また社内での呼び名なので、名刺には載っていないそう。ちなみに社員証の下にあるのは活動量計。日々のウォーキング目標を達成するとポイントが溜まり、様々な福利厚生に活用することができるんだとか。
絶対にロートネームで呼ばないといけないわけではないけれど、○○部長といったように役職名で呼ぶことはないそう。そして、この制度がただのお飾りではなくて浸透しているんだなと実感したのは取材中に山田さんがロート製薬会長の山田邦雄氏のことを「邦雄さん」と呼んでいるのを聞いたとき。「同じ『山田』なので、私は『邦雄さん』で、会長は『樹里ちゃん』です。会長の名前を呼ぶ機会はあるの?と思われるかもしれませんが、オフィスには会長室がなく、社員と席も隣り合わせで仕事をしています。邦雄さんは社員の名前はもちろん性格、何をしているかまで知ってくれているので、社内で会えば話しかけてくれます。私が髪を切ったことにも気づかれて、驚いたことがあります」と山田さん。全国で1500名以上いる会社なのに、なんだかとてもアットホーム! 

なりたい未来像やキャリアプランで働き方を柔軟に選べる!

働き方という点から見ても、ロート製薬は選択肢がいくつもあって本当に柔軟。たとえば、自分自身が所属している部署以外に、別の部署の仕事を兼務できる「社内ダブルジョブ制度」や、副業(複業) を支援してくれる「社外チャレンジワーク制度」。中でも、ぜひ弊社でも採用して欲しいと思ったのが、自身のなりたい未来像やキャリアプランに合わせて働き方を選べる制度。
たとえば、山田さん、竹田さんは、常に新しい仕事を創り出しダイナミックにチャレンジしていくコース、幅広い仕事に取り組むマルチプレイヤーを目指すコース、専門フィールドで深く仕事を掘り下げるコースの中から選べる働き方をしている。時短制度ならどんな会社にもありますが、ロート製薬のこの制度、就業する時間を主軸に考えるのではなく、仕事への関わり方で分かれているところ、そして男女問わず選択できて、途中で切り替えることができるというところも興味深いですよね。子育て中以外でも、ライフスタイルの変化に伴って、一旦これからの働き方を考えたいなと思うタイミングって誰しもあると思うんです。逆に働き続けるうちに、もっと深く仕事に関わりたい気持ちが芽生えることもある。そんなときに切り替えることができたら、共働きでも子どもがいても、そうでなくても、きっと長く健やかに仕事を続けるんじゃないかなと思いました。
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岡本朋子/with online編集長

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