仕事・働き方
行動心理士 長谷川ミナの「OLセラピー」

「お局さんに振り回されない!」3つの心理学的対処法は?

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Ⓒyukaco tomioka
アラサー行動心理士 長谷川ミナの『OLセラピー』第6回目の配信です。

人間関係の悩みはどこに行っても誰にでもある、当たり前のこと。

『OLセラピー』では、よりよいOL生活を楽しんでもうらうために、「疲れない心」を育てていく連載です。

さてさて、今回ご紹介するのは「お局さんに振り回される」ことへのお悩みです。

今回のお悩み

職場のお局さんが、私に何回も同じ話で笑いを求めてきます。正直、作り笑いが大変です。ちゃんと聞いてあげないと不機嫌になってしまうので、毎回あたかも初めて聞いたかのようなオーバーリアクションが必要です。
しかし先日、そんな姿を見た同僚から「機嫌取りをしているの?」と言われてしまいました……。
確かに機嫌取りだけど、同僚からも悪く思われたくない……。どうすればよいでしょうか?
(24歳・看護師・Mさん)


同じ話を何度もするお局さん(以下・Oさん)。場を盛り上げてくれることはいいことだけど……毎度リアクションを期待されるのは辛いですよね。

厄介なのは、聞く側の態度によって機嫌が左右されてしまうという幼稚性
ここには「自分を見てほしい!」という自己顕示欲の強さが出ています。

また、自分が同じ話を何度もしているとは気づかず、話を聞く側の気持ちを考えていない、自分中心な人とも言えます。

きっと他の同僚も、心の中では「またか~」と思っていることでしょう。

その中でも、特に理想的なリアクションをしてくれるMさんにターゲットが向いてしまったのですね。

でもMさんばかり負担が増し、さらに周りから嫌味を言われてしまうのは本望ではありませんよね。

ここは、“誰からも振り回されない自分”を上手に育ていく必要があります。

では早速、“誰からも振り回されない自分”になるために、この3つを実践してみよう!

・自分軸で考える

・「機嫌取り」でなく「仕事」のためと考える

・少しづつ距離を広げる



・自分軸で考える

相手の気持ちを考えて行動するMさんは、思いやりのある優しい方なんですね。

ただ、自分の気持ちよりも相手の気持ちを優先してしまうと相手から振り回されてしまいます。

「嫌われないように」「機嫌が悪くならないように」と気を遣い、相手のためにオーバーリアクションをする。

このようにMさんがOさんの都合に合わせて行動してしまうと、
考えの中心が相手になり、いつの間にか「相手に支配された自分」になってしまうのです。

ここは、どうやって話しを聞けば「機嫌がよくなるか」ではなくて、「自分はどうしたいのか」というのを軸に考えてみましょう。

相手に頑張って合わせてきたMさんは、きっとお局さんと関係をうまくしたいと思っているはず。

であれば、職場で波風立てずに過ごしたい、という自分の「したい」ことに意識を向ければよいのです。

そうすることで、これまでのような過剰な対応ではなく、関係が悪くならない程度の「大人な対応」を冷静にできるようになるでしょう。

考える軸を自分視点に変えるだけで、精神的な負担が少なくなります。


・「機嫌取り」でなく「仕事」のためと考える

Mさんが自覚している通り、「機嫌取りのため」というスタンスで対応してしまうと周りからもそのように見えてしまいます。

上でお伝えしたように、職場を荒立てないために「大人な対応」をしているというスタンスでいれば、周りからの見え方も変わります。

同僚から「また機嫌取りしているの~?」と言われても、私は関係が悪化して仕事に集中できなくなるのがイヤなんです。仕事をスムーズにするためなんです。
と、誰の敵でも味方でもない、仕事のためにしていると伝えれば、
同僚も、単に機嫌取りをしているわけではないんだ、と納得するでしょう。

ここでは厄介なことに巻き込まれないように、決してOさんの悪口は言わないようにしましょう!

他でもない「自分はこうしたい」という目線で伝えることが重要です。

このように、自分が不利な状態になることを予防しておくことも大切です。


・少しづつ距離を広げる

もう話を聞きたくないという態度や、「その話もう聞きました」とOさんを遮ってしまうと、「私のこと馬鹿にしている」「生意気!」と、Oさんの攻撃対象となってしまう可能性があります。

ただ気持ちよく話がしたいだけのOさんなので、ここはただ聞いてやり過ごすのが一番です。愛想をよくしておき「刺激のない人」になりましょう。

とはいえ、集中攻撃されないためにも適度な距離を保つことが大切です。

そのためには物理的な接触を軽減するのも一つの方法です。
休憩時間に話をされることが多いのであれば、その時間は他の人と過ごしたり、用事を思い出したように席を離れてみてもよいでしょう。

ただ、急激に接触を避けてしまうとOさんも不信感を抱くので、その頻度は程よく減らし、話を遮る時は「すみません、また是非聞かせてください!」と前向きな発言をしておきましょう。

さらに、「おもしろいですね、そう言えば~I部長もこんなことありましたよね~」と話題をすり変えてしまうのもおすすめです。

こうすることでOさんは、これまでのような理想的なリアクションをいただけないと気づき、徐々にMさんに話すことをやめていくでしょう。


それにしてもOさん、同じ話ばかりでプライベートでも話に付き合ってくれる人が少ないのでしょう。

単に話し相手が欲しいだけ、というボランティア精神でみてみれば、そこまで悩まずに自分が巻き込まれることではないと思えるはずです。

ということで、
今回の合言葉は「お局さんの暇つぶし相手は片手間で」。


ではでは、皆さまのよき日々を願って……♥

また来週!

皆さまの職場でのお悩みを募集しています!
同僚のこんな言動に悩まされている、 こんな状況のときはどうしたらいい? など、ささいなことでも構いませんので教えてください!

▼受付中~!
https://jn.kds.jp/with/6436/

PROFILE
著者:長谷川ミナ
アラサーの行動心理士。日課は瞑想すること。祖母譲りの強い直感で分かるオーラに加え、行動から見える他人の心理を読み取り、皆さまの日常の悩みやモヤモヤを紐解いていきます。
http://profile.ameba.jp/hasegawa37/


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