仕事・働き方
行動心理士 長谷川ミナの「OLセラピー」
02.Sep.2018

本来の自分を出せない!「八方美人」を克服する方法とは?【OL心理学】

八方美人であることの活かし方

Kさんのように、人に合わせることで自分が疲れてしまうなどのデメリットがありますが、その他にも、本音が言えなくなることで「自分を見失ってしまう」、「人との信頼関係が構築しにくい」などのマイナス面が挙げられます。

プラス面としては、どんな人の話でも合わせられるので「柔軟に対応できる」、誰に対しても愛想よく振る舞えるので「人とのトラブルを事前に回避できる」などがあります。

八方美人であることはすべてが悪いことではないことも知っておきましょう。特に職場などでは、ある程度色んな人に合わせて対応しなければならないこともあります。Kさんにとってプラスとなる面を活かすようにするのがよいでしょう。

ここで注意が必要なのは、“自分が損をしない選択をする”ということです。自分にとってトラブルを回避できるプラスなことは活かして、自分にとって損になるマイナスなことは手放していくことが大切です。この境界線はきちんと分けておくようにしましょう!

 

日頃から取り入れたい対処法!

八方美人になってしまう原因、自分にとってマイナス面・プラス面をきちんと理解した上で、次は日頃から取り入れていきたい対処法について3つ紹介いたします。

■自分の感情を出す

今までの自分の経験を振り返って、自分が理不尽な状況だったこと、辛かったことなどを殴り書きでもいいので、感情をメモなどに書き出してみるようにしましょう。また、本当の自分の意見や想いを、まずは自分の心の中でもよいので発信することです。

自分の心の声というものをきちんとキャッチしていくようにすれば、徐々に本来の自分を取り戻すことができます。

■自分の意志で意見を発信する

自分の感情をきちんと理解できるようになったら、自分の意志で意見を発信していくようにしてみましょう。

例えば、ランチのお店を決める時、他人に合わせて決めるのではなく、自分はこのお店もいいかなと思っている、など意志を伝えてみたり、仕事で案を決める時に、自分はこうした方がいいと考えています、など、さりげなく自分の意見を口にしてみるようにしましょう。このように、些細なところから変えていくことをおすすめします。

■自分の理想像を明確にする

どんな自分になりたいのかを今一度自分に問いかけてみましょう。こうなりたいという理想像が持てれば、迷いがなくきちんと意見・意志を示すことが出来るようになります。「自分はこうしたい!」という軸で発信することができるので、相手に同調しよう、という思いから解放されて、心が楽になるはずです。

なりたい自分に近づいていくことこそが自信に繋がり、よりKさんによって人生を有意義に過ごすことができるようになるでしょう。

そもそも、人それぞれ考え方や好みも違いますので、万人に好かれるということは不可能なことでもあります。そのことを理解し、 “自分をもっと大事に”“自分にもっと自信を持って”接していくようにしましょう。そうすれば、本当に心の許せる友人が現れたり、職場でも理解者が増えたり、Kさんにとってもっと生きやすい環境になっていくことでしょう。

ということで、 今回の合言葉は……

「もっと自分の本音と向き合おう!」です。

ではでは、皆さまのよき日々を願って……♥

また来週!

皆さまの職場でのお悩みを募集しています!
同僚のこんな言動に悩まされている、 こんな状況のときはどうしたらいい? など、ささいなことでも構いませんので教えてください!

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PROFILE
著者:長谷川ミナ
アラサーの行動心理士。日課は瞑想すること。祖母譲りの強い直感で分かるオーラに加え、行動から見える他人の心理を読み取り、皆さまの日常の悩みやモヤモヤを紐解いていきます。
http://profile.ameba.jp/hasegawa37/


写真:TADAO KIMURA/アフロ
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