もしかしたらあなたも、知らないうちに“常識がない人”って思われているかも……。今さら聞けない、敬語・話し方の基本を『図解 社会人の基本 敬語・話し方大全』からご紹介します!
第1回目は「感謝を伝える言葉【お礼】」編。相手の気づかいに対して「すみません」なんて使ってませんか? 感謝の言葉は出し惜しみせず、正しいマナーを身につけておきましょう。
お礼を言う時に 「すみません」は使わない!
【例】相手の気づかいに対してお礼を言うとき…
○お気づかい、ありがとうございます。
挨拶、お礼、お詫びは、心を通わせる会話に欠かせない大切な言葉です。なかでも「お礼」は、どんなに丁寧な言葉を使っても、心がこもっていなければ相手に伝わりません。
「すみません」は、呼びかけにも使う言葉で、お礼の言葉としては丁寧さに欠けます。「ありがとうございます」とストレートに感謝の気持ちを伝えましょう。
覚えておきたい!お礼のマナー
【はっきりと伝えよう!】
・日頃の感謝
「いつもお心にかけていただきまして、ありがとうございます」
・来訪のお礼
「本日は、お忙しい中をお越しいただきまして、ありがとうございました」
【ひと言添えよう!】
・訪問のお礼
「楽しいひとときを過ごさせていただきまして、ありがとうございます」
・贈り物のお礼
「◯◯をありがとうございます。大切に使わせていただきます」
【必ず伝えよう!】
・数日後
「遅くなってしまいましたが、先日はありがとうございました」
・非礼を詫びる
「お目にかかった折にお礼も申し上げずに失礼いたしました」

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