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空前の細眉&ヌーディリップブーム到来!“安室ちゃんメイク”が社会現象に【90年代後半のOL事情を振り返り】

働く女子の40年史【1990年代後半】

『with』創刊40周年を記念して働く女子の歴史をプレイバック。ファッションやメイク、そして価値観がアップデートされてきた様子を振り返れば、きっとこれから先の未来も明るく見えてくるはず。今回は、1990年代後半の働く女性たちを取り巻く環境を知ることができる年表と、中でも気になる話題をピックアップしてお届け! 

そして当時から現在に至るまで各業界で活躍している先輩たちに、当時のリアルな状況についても教えてもらいました。withでしか読めない貴重なエピソード、必読です。今回は、ヘア&メイクアップアーティスト 中野明海さん、LOUNIEプレス担当 野口陽子さんにお話を伺いました!
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〈茜分〉ニットベスト(ブラウスセット)¥24200/ルーニィ(ルーニィ) シャツ〈参考商品〉/ザディグ エ ヴォルテール(ゼッドヴェージャポン) パンツ¥16500/カイコー(カイコー) ピアス¥39600/サラース(リディア) シューズ¥18480/イエロ(イエロ) ヴィンテージ ジャケット¥17600/ヴィニヴィニルクス 〈聡子分〉シャツ¥5990、スカート¥5990/ザラ(ザラ) ピアス¥39600、ネックレス¥33000/サラース(リディア) シューズ¥16280/スリーフォータイム(ジオン商事) ヴィンテージベルト¥15000/エヴァ タイツ/スタイリスト私物

まずは1990年代後半をプレイバック!

1996
>スターバックス上陸
東京・銀座にスターバックス日本1号店が誕生。本格的なエスプレッソが楽しめる洗練されたスポットとして注目され、日本中にカフェブームを巻き起こす。
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©スターバックス
>安室奈美恵オリジナルアルバム「SWEET 19 BLUES」が大ヒット
「SWEET 19 BLUES」が発売8週目で300万枚突破というメガヒットに。出荷100万枚毎にジャケ写が変わり、計4種類のアルバムジャケットが用意されたほど。安室奈美恵さんが女子のファッションアイコンに。
1997
>男女雇用機会均等法の改正
>OL内でハローキティーブーム


1998
>CD売り上げがピーク
aiko、宇多田ヒカル、椎名林檎ら女性アーティストが続々とデビュー。
>ドラマ『ショムニ』

1999
>労働者派遣法の規制緩和
バブル崩壊以後、人材派遣に対する企業からの需要が拡大。希望や条件に合わせて仕事を選べる「派遣社員」という自由度の高い働き方が注目を集める。

>派遣雇用を選ぶ人々が増えるきっかけに
80年代から女性の労働意欲は高まり続け、1997年には共働き世帯が片働き世帯数を上回った。労働者派遣法の規制緩和の影響もあり、自分に合った働き方を選びやすい時代に。

1995年 空前の細眉&ヌーディリップブーム到来!意思のある凛とした安室ちゃんメイクに熱視線

「ナオミ・キャンベルやジャネット・ジャクソンなどの影響で、洋楽や海外ファッションのブームが始まったのがこの頃。カッコイイものに敏感だった奈美恵ちゃんがメッシュヘアと細眉にすると、それがあっという間に社会現象になったんですよ。

この頃のマストアイテムは、スーパーモデルたちが使っていたM・A・Cのリップペンシル、“スパイス”。リップラインを囲って唇にはヌーディなリップをぐりぐり塗るのが安室ちゃんメイクの定番でした。今みたいにネットで簡単に買えない時代だったので、これを買うためだけにNYに行ったこともありました。

『SWEET 19 BLUES』では、当時のアーティストが誰もやっていなかったウェットヘアでツヤ肌・ツヤリップに挑戦。絆創膏を貼ったり、ビニール紐をくわえてもらったり、ヤンチャな少女と大人の間を表現した印象深いジャケットです」(ヘアメイク・中野さん)

“女性は男性以上に頑張らないと働けなかった”

「私は結婚のタイミングで上京して、そこから一念発起でヘアメイクの学校に通いこの道を進み始めたのですが、当時この業界は既婚女性にはとても冷たかったんです。結婚退職が当たり前という常識がまだまだ根付いていましたし、『働かなくても旦那さんのお金で生きていけるでしょ』と何度イジワルを言われたことか(笑)。子供ができてからは、保育園の待機児童組に入れられ、両立がこんなにも大変なのかと社会への憤りを何度も感じました。女性が働くなら男性以上に頑張らないといけない。それはすなわち、人生の“全て”を捨てろと言われているようなものでした」(ヘアメイク・中野さん)

ヘア&メイクアップアーティスト 中野明海さん
1985年からヘアメイクアップアーティストとしてキャリアをスタート。安室奈美恵さんや綾瀬はるかさんなど日本の名だたるアーティストや女優のヘアメイクを担当。広告や雑誌で活躍する傍らコスメや美容ツールの開発も手がけ、料理本なども出版するなど、現在もさらに活動の幅を広げている。
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