仕事・働き方
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「絶対徹夜しない」大人気漫画『BEASTARS』作者が「漫画界の常識」を覆して確立させた“マイルール”

絶対徹夜しない、“生活者としての自分”ファースト

漫画家・板垣巴留のmyルール

『BEASTARS』で数々の漫画賞を総ナメにした板垣巴留さん。“原稿の締め切りに追われ、徹夜する”という漫画の世界にまかり通っていた常識を覆した。心身の健康と、作品のクオリティを守るために。
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©板垣巴留(秋田書店)2017

ささいな違和感とも向き合う

どんなに気合を入れて長時間働いても、作業効率はどんどん下がる。それを実感してから、板垣さんは「無理せず寝る」勇気を持つことに。

「その日のうちにアイデアをひねり出すことに固執して徹夜しても、ロクな結果になりません。デビューしてから同業者を見てみると、創作者としてしっかりしている人は生活者としての自分も大切にしています。私もそれを真似して、衣食住をしっかり保つという意味でも、徹夜はしません。肌も荒れるし」

板垣さんは自分のリズムをコントロールしながら、最高の結果を出すためのマイルールを確立している。ポイントは、モヤモヤを見逃さないこと。

「ずっと室内にこもっていると、油断して考え方や視界が狭まってしまうことも。そんな時は、甘いものを食べて脳に栄養を与えます。よそ行きの服に着替えて散歩に出かけるだけでも、小さな悩みが晴れて自分でも驚くようなアイデアが浮かぶことがあると気づきました。

『そんなことアリなの!?』というプランが作品に好影響を与えることが多く、ときには編集者さんとの打ち合わせで自分の衝動を押し切ることも大切です」

働き方にしろ、衣食住にしろ、イケてるトレンドは簡単に学べる。でも自分自身を理解していないと、なかなか正解の選択肢は見えない。

「これは私の個人的な考え方ですが、何事もインターネットの情報を鵜呑みにしすぎないようにしています。現実世界で自分が感じたことや考えたことこそが“真実”だと思うので」

PROFILE

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いたがきぱる●1993年9月9日生まれ。2016年9月に連載開始した動物版青春群像劇『BEASTARS』(秋田書店刊)が、数々のマンガ賞を受賞。2019年10月にはテレビアニメ化され、現在第2期が放送中。その他の代表作に、自伝的エッセイ『パルノグラフィティ』(講談社刊)など。

続きはwith5月号をご覧ください!

with5月号では「自分らしく働く人のmyルール」として、剛力彩芽さんや生田絵梨花さん、前田裕二さんなどそれぞれのジャンルでイキイキと働く9人にインタビュー。ぜひ本誌をご覧ください!
取材・文/浅原聡 構成/森口裕子 ●再構成with online編集部
 
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