仕事・働き方
#おしゃれOLさんのスキルアップ

上白石萌音さんが“自分らしく働く”ための3つのSTEP「いつも持ち歩くあるものって?」

「応援したくなる」ヒロイン像を確立した

女優・歌手 上白石萌音のmyルール

「メインという立場は忘れて、周りで鳴っている楽器とキャッチボールしながら歌えばいい」——そう気づいたとき、歌うことのプレッシャーから、ほんの少し解放された。

演じるときも、主役だけのストーリーではなく、脇役にもストーリーがあって、作品が成り立っていることを想う。そんな素敵なMYルールを確立した萌音さんも、元はガッチガチの固定観念の持ち主だった——?
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“私は楽器!”マインド

新たな世界への第一歩を踏み出すとき。あまり深く考えず、毎回無謀な一歩を重ねているという。

「このお仕事を始めたばかりのときに、事務所の先輩の一路真輝さんにアドバイスをいただいたんです。『何でもやってみなさい。できないと思っても、いただいたお仕事は断らず、“やる”姿勢でいなさい。お話をいただいた時点でご縁があるのよ』って」
 
2年前、『L♡DK ひとつ屋根の下、「スキ」がふたつ』という映画で、初めて恋愛映画の主演のオファーがあったが、最初は速攻で、「無理!!」と思った。

「もともと、役に対してはガッチガチの先入観の持ち主だったんです。恋愛もののヒロインは可愛くなきゃダメ。私は嫉妬したり、掻き乱したり、アドバイスしたりする役の方が絶対に向いてるって思い込んでいました。でも、『これもご縁』と自分に言い聞かせて、葵っていう役を演じてみたら、主演なんて名目に過ぎなくて、演者は誰もが、共演者を助演する存在なんだなって気づいた。

そこから、どんな役にもすんなり入り込めるようになりました。人生、何が起こるかわからない。お話をくださった方の中に『この子でいける!』というプランがあるなら、若い頃は特にそこに乗ってみればいいんですよね。自分で自分の可能性をつぶしてしまうのはもったいない。私自身、あのとき踏み出した一歩が、今につながっていると思います」
お芝居では、チームプレーに徹することで、自分の中の固定観念を破ってきた萌音さんだが、歌手として音楽番組に出演するときは、常に心が不安定で、グラグラするのを感じているのだとか。

「歌番組は、“俳優で歌手の~”みたいな紹介のされ方をするので、どこが自分のメインフィールドなのかわからなくなる。でもあるとき、尊敬しているアーティストさんが、『自分の声も楽器の一つだと思っている』とおっしゃっていたんです。メインボーカルが前に出るのではなく、いろんな楽器が鳴って、いつもキャッチボールしながら歌っている、って。それを聞いて、『あ、お芝居と一緒だ』って思ったら一気に気がラクになった。

何でもそうなんですが、勇気を出して何かにチャレンジするとき、『自分にはできない』という思い込みが一番邪魔をする。でも、世の中に100人いたら、100通りの見方があるように、“できる”の基準も人それぞれなんですよね。だから、自分の中で完結するんじゃなくて、人の立場になってものを見ることは、すごく大事だなって思います」

様々なものの見方を身につけるために、萌音さんは普段からよく電車に乗る。

「いろんな人が、それぞれの事情を抱えて移動していて、時間帯によって表情も変わってくるじゃないですか。それに、社会人同士の会話って面白いんですよね。社会の縮図だな、って思うので、すごく好きです」
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