「キャラ」や「らしさ」から自由になった人の話。《加藤紗里》
「紗里は、多くの女性たちが本音では思っているけど言えないことを、代表して言っているだけ。そりゃ叩かれますけど、どうでもいいですね。むしろ悪口を書き込むために紗里のSNSのフォロワー数を上げてくれて、感謝してるくらい(笑)」
でも加藤さんも、もともとこんなに強かったわけではありません。きっかけは、4年前に起こった某芸人の6股騒動。元カノの一人だった加藤さんは、事のあらましをテレビで赤裸々に喋ったことから「売名行為」と強烈なバッシングを浴びました。
「紗里も人間なので、さすがにこたえましたよ。人生で初めて死にたいと思った。でも、だったら生きて勝とうと思ったの。このまま逃げたら本当にただの売名女で終わるから。それで戦い続けていたら、あるとき肩書の表記が〝〇〇の元カノ・加藤紗里〞から〝タレント・加藤紗里〞に変わった。勝った、と思いましたね」
現在も、夫に1億円使わせた後、3ヵ月でアッサリ離婚。かと思えば、今度は妊娠を発表するなど、世間の声などものともせず、自分らしく生き続けています。「『派手ネイルや胸出しをいつまで続けるんだ』って言われるけど、子供が生まれても変える気はない。むしろ、今までにないママタレになってやる、と思っています!」
《処方箋》全員から好かれたいなんて思うな

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