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梶裕貴「いつまでも壁を感じます。もう壁だらけですね」バラエティ出演時の悩みも告白

トップをひた走る人気声優が語るプロ論

きっと誰もが聞いたことのある声の持ち主、梶裕貴さん。14歳で声優を志し、まっすぐにその道を歩いてきた“声の芝居のプロ”である一方、アパレルブランドのプロデュースやYouTubeなど活躍の幅を広げている。その裏には「すべての経験を声優に生かせる」という深く熱い思いがあった。

声優であり続けるための努力はひとつも苦じゃない

ちゃんと“声優でありたい”と思うからこそ、いつまでも壁を感じます。もう壁だらけですね(笑)

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[梶裕貴]着用衣装/すべてスタイリスト私物
中学時代に声優を夢見てから、21年。下積みを重ねて人気声優となった今でも、その熱量は増す一方。「ずっと声優であり続けたい」という思いは何ひとつ変わっていない。そんな梶さんにとって声優とはなにか? 働くとはなにか?を質問してみた。

「声優業を続けていく上で『僕は今、何をすべきなんだろう?』と悩むことはよくありますし……、まさに壁だらけです(笑)。それでも辞めたいと思ったことは、これまで一度もありません。声優であり続けるための努力に関しては、まったく苦とは思わないんですよね。変な言い方かもしれませんが、声優業は“やりたいこと”であって、いわゆる“働く”とはまた違う感覚なのかなと。

そんな風に思うのは、なかなか役をもらえなかった下積み時期を経験して“やれない苦しみ”の方が圧倒的に強いからだと思います。声優をやりたい、やり続けたいという思いだけでここまで来ましたし、僕にはそれしかないので。とはいえ、“他の経験も積んだ方がよかったかな”と思うこともありますよ。例えば会社員の役であれば、実際に会社員経験のある役者さんが演じた方が、絶対にリアリティが出せるわけで。職務経験でなくても『日本一周の旅をした』とか『大学生活を送ったことがある』とか……バイトと養成所でしか社会経験のない僕の目には、人生経験豊富な方はすごく魅力的に映るし、羨ましく感じます」

「すべてが声の芝居に生きる」と考える梶さんは、バラエティ番組やYouTube、自身のアパレルブランドのプロデュースまで、幅広い分野での“経験”に挑戦し続け、そしてその度、自分がやる意味や求められることを考えて真正面からぶつかってきた。

「例えばバラエティ番組に呼んでいただいた際、“トークに面白さを求められているのだろうか?”とか“面白さよりも真面目な話をした方がいいのかな?”とか、色々考えすぎて悩んでしまって……そう、僕はかなりめんどくさい人間なんです(笑)。どんな仕事も『声優としての勉強』と思って挑戦してはいるけれど、やっぱり、やってみたからこそわかる得意不得意や好き嫌いもあるじゃないですか。

一方で、ストイックに声優業だけをやり続けられている先輩方もたくさんいらっしゃって、それって本当に素敵で、すごいことだなと。今は時代の変化もあって、ジャンルを飛び越えて様々なことに挑戦させていただける機会も増えて……、だからこそ出会えた役だってきっとあるんでしょうし、何が正しいのかは正直わかりません。でも、やらせていただくからには、そのすべてに、声優としての覚悟と責任を持って臨みたい。違うフィールドにお邪魔する時ほど、強くそう思いますね。どんな経験もすべて無駄じゃない。だからこそ、たとえ悩んでも、失敗したとしても、色々なことに挑戦したいんです。その上で“やっぱり梶は声の芝居が最高だ”と思っていただけたら、それ以上の喜びはありませんね」

みんなの“欲しい”の声を生かしこだわりを持って取り組んでいるブランド「en.365°」

梶さんがプロデュースしているオリジナルアパレルブランド「en.365° エンサンビャクロクジュウゴド」。企画会議をはじめ、糸や生地選び、価格設定まで、こだわりを持って取り組んでいる。「今年の秋冬のアイテムは皆さんと一緒に作れたらと、初めてTwitterのアンケート機能を使ってご意見をいただき、制作に参加していただきました」。そんな新作の一部を今回は特別にご紹介します!

\ユニセックスで使えるアイテムも!/

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【A】おうち時間のお供に。マグカップ¥1600、【B】愛らしいピンクのボアポーチ。フラットポーチ¥1800、【C】ミニショルダーバッグ(※一部仕様変更があります)¥3800/en.365° エンサンビャクロクジュウゴド(アニプレックスカスタマーセンター)

PROFILE

かじ・ゆうき/1985年9月3日生まれ。東京都出身。高校在学中に事務所主催のオーディションを受け特待生として合格し、養成所に入所。2004年にゲームで声優デビュー。代表作に『進撃の巨人』のエレン・イェーガー役をはじめ、『七つの大罪』のメリオダス役など。昨年WOWOWオリジナルドラマ『ぴぷる~AIと結婚生活はじめました~』で実写連続ドラマ初主演を果たした。

劇場版アニメ 『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ワールド ヒーローズ ミッション』 公開中!!

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©2021「僕のヒーローアカデミア THE MOVIE」製作委員会 ©堀越耕平/集英社
原作シリーズが世界累計5000万部を突破し、圧倒的な人気を誇る『僕のヒーローアカデミア』。その劇場版アニメ第3 弾が8 月6 日(金)全国東宝系にてロードショー。梶裕貴さんは、メインキャラクターの轟焦凍役を担当! ぜひお見逃しなく。

続きはwith9月号でお楽しみください♥

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撮影/峠 雄三(人物)、水野昭子(静物) スタイリスト/SUGI(FINEST) ヘア&メイク/中山芽美(e-mu) 取材・文/吉井のり子 構成/佐藤美穂 デザイン/マッシュルームデザイン 撮影協力/AWABEES、TITLES

●再構成with online編集部  ●商品情報はwith2021年9月号発売時点のものです。
 
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