なんでも手に入るこの時代、なにをやるのも「自分次第」!
大切なのは〝自分のハート〞。 幸せの形を決めるのは自分自身です。

だから今回、withは最初の一歩として「半分チャレンジ」することを提案します。「好き」だけど似合わないと思い込んでいた服やメイクを攻略してみたり、収入を度外視して「好き」を重視した副業に挑戦してみたり。ちょっとしたアクションを起こすことが自信に繫がっていくはず。みんなには、まだまだ可能性が眠っているんです。
「好きを仕事に」を、今いちばん体現する箕輪さん。どうしたらやりたいことが見つかりますか?

編集者 箕輪厚介
目の前のやるべきことをすっ飛ばしているのに「遊んでいるように働きたい」なんて僕も無理ですよ
編集を担当した書籍を0円で売るとか、これまで何度もネットでバズるようなプロモーションを仕掛けてきました。副業としてオンラインサロン「箕輪編集室」や書籍レーベル「NewsPicks Book」を立ち上げたことも含めて、僕のやり方を邪道だと言う人も少なくありません。でも、どんなに嫌味を言われても、まったく気にならないんですよ。それは、「良い本を作る」という本業の能力に自信があるからです。
振り返れば、20代中盤は、第一希望ではなかった部署に配属されて、やらなければいけないこと(Must)を必死に頑張って、できること(Can)を増やすことに集中してきました。そうやって地道に実力や信頼を積み重ねてきたから、やりたいこと(Will)を叶えやすい環境を得られたと思っています。それが、世の中の「遊んでいるように働いている人たち」の共通点かもしれません。逆に、このMust、Can、Will の順番が逆転すると、いつまでも飲み屋で夢を語っているだけの痛いヤツになってしまう(笑)。
だから、すでにWill が明確で準備を進めてきた人は、突っ走ればいいだけです。まだ「やりたいこと」が見えてなくて、なんだか鬱屈した日々を過ごしている人も、与えられた仕事に全力を注いでいるうちに、本当に自分らしいと思う働き方や生き方が見えてくるかもしれないし、それを選ぶための実力も磨けるのではないでしょうか。「目の前のことを頑張ろう!」なんて、社会人として当たり前すぎるメッセージかもしれませんが、これが僕の本音ですね。
with2月号では【「いつもの自分」から少し抜け出してもっと幸せになった先輩の話】を掲載しています
大人の女性として〝地に足のついた挑戦〞を選び、自分の可能性を広げてきた先輩たちの生き方に迫ります。お話を伺ったのはこちらの4名。第一線で活躍する先輩たちはどんなタイミングで新しい一歩を踏み出したのか、ぜひご覧ください。