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イマドキ夫婦の十人十色

家事は代行サービスをフル活用! わんぱく盛りの三兄弟を育てながら夢のファーム経営を実現【イマドキ夫婦十人十色vol.22猪原有紀子さん夫婦の場合】

仕事

農園『くつろぎたいのも山々』に込める想い

ところで、有紀子さんはどうして農園を作るに至ったのか。それは第1子出産後の産後うつ、その後の三兄弟の子育てをしていく中から生まれた想いからだという。

「結婚した当時は、私も夫も大阪の会社に勤めていて、生活の拠点は大阪でした。ある日、夫が『和歌山県かつらぎ町の南山にひとめ惚れしたから、移住したい』と言い出して。最初は相手にしていなかったのですが、5年間かけて説得されたというか、洗脳されました(笑)。ちょうど、第1子出産後の産後うつになった時期とも重なり、自然に囲まれた生活の中で人生のたずなを自分に戻したいなと思ったんです」

移住には承諾したものの、まだその頃は和歌山から大阪の会社へ通勤するつもりでいたという有紀子さん。そんなとき、気づいた子どもの変化。

「自然溢れる中での生活は、私を癒してくれたのはもちろん、どんどん元気になる子どもたちの姿に感動すらしてしまって。子どもたちが大騒ぎしても周りに気兼ねすることなく、お母さんがゆっくりコーヒーが飲める観光農園を私だったら作れる! と思ったんですよね。『町のためになるなら』と地元の大地主さんが800坪の土地を貸してくれることになり、夏は無農薬栽培のブルーベリー狩り、秋冬は椎茸狩り、キャンプもできる農園を計画。夜の焚火BBQはサイコーなので、ぜひみなさんも遊びに来てください!」

子どもたちのためにより良い社会に

農園オープンの準備に参加してくれたボランティアの中には、かつらぎ町での生活に魅せられ、すでに移住した人が3人、計画をしている人が2人もいるという。また、農園経営に留まらず、廃棄フルーツを使った商品『無添加 子どもグミぃ~。』を開発・販売をしたりと、地域課題のアップサイクル事業にも参入し、SDGsを地でいく生活は充実感に満ちている。
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グランドオープンを前に、昨年末には準備を手伝ってくれたボランティアスタッフが再集結。「子どもたちとも本気で遊んでくれるので、育児の面でも助かっています」。
「会社員時代は赤字会社を黒字にするために奔走していて、仕事とはいえ、誰かの生活を守るために、やりたくないこともやっていたんですよね。でも、いまは自分のやりたいことをしているだけなのに、感謝されることが以前より多くなりました。だから、またがんばれます!」

まわりの人の協力を得られるのも、その行動力と人柄があってこそ。「ありがとう」の言葉と、最大の味方である夫と子どもの存在をパワーに変え、有紀子さんの歩みは続く――。

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